人間、生きているだけでそれは色々な喜怒哀楽な状態になる訳ですが、転職に関しても全く同じで、なぜ?転職をしようと思ったのか、転職を意識した際には、その理由を再度よく考えてみて、自分の中で答えを再定義する事を最初に強くおすすめいたします。
その理由は、何をするにしても自分だけで判断した場合、必ずしも良い結果にならないことも多く、感情的になったり、自暴自棄になったりして、兎に角その場をなんとかしたいと思う一心から、本来は望んでいない状態になることだってあるからです。
転職はイオンの半額惣菜を買うのとは訳が違います。
イオンで半額の惣菜を買う際に悩んでいることでしたら別に大した問題ではありませんので、全て自己判断で結論を出しても問題はないのでしょうけど、就職、転職、結婚と言った人生の大きなイベントが発生する際には、大抵当事者は正しい知識がなく、正しい判断も出来ていないことが多いのです。
そうでないのであれば、世の中の誰も転職や離婚などしないはずです。就職をしてみて、更には結婚をしてみて、初めて自分の思惑通りでないことに気が付き、そして、このままではいけないと人生の軌道修正をしようと皆さん頑張って生きているわけです。
転職を安易に煽っている人も世の中にはいますが、そういった人は自分だけはきっちりと守られている状態から、他人に対して好き勝手言っているだけなので、他人のことはあくまで参考にして、自分の意思決定をしていきましょう。
なぜ、今、転職をしようと思ったのかを考える。
転職をする理由については、その人それぞれの都合になるのでしょうけど、必ず理由というものが存在しているはずであり、理由もないのに転職をしようとする人は、多分の世の中に存在しないのでないかとすら思える話です。
その理由が、会社の同僚が退職をするからとか、最近仕事が面白くないからとか、そういった理由だけで転職をする、いわゆる今の会社を退職してしまうと、後先考えずに思い切ったギャンブルのような振る舞いをしているのと全く同じになってしまいます。
かと言って、完璧に準備をして転職をしなければならないわけでもなく、必要なのは今、転職をしないといけない理由そのものであり、この理由を具体的に説明できないのであれば、恐らくは転職をする時期ではない可能性だってあるわけです。
別に、転職したい理由を他人にプレゼンテーションするわけではなくて、単純に自分自身にそれを説明できるかだけの話になりますから、特別難しいことをするわけでもないのですが、瞬時に転職をする理由を言えないのであれば、今は転職の時期ではない可能性もあります。
今、転職をしないといけない理由が言えましたか?、直ぐに具体的に言えたのであれば、それは転職をする時期である可能性が高いことから、次の段階に移行すれば良いですし、上手く言えない、いつまでたっても思い浮かばない人は、深呼吸して見ましょう。