年齢が40歳を過ぎると急激に企業の求人票から除外される事が多くて、正社員となると、絶望的なくらい受け入れてくれる企業が殆ど無くなるんですけど、それでも仕事をしないといけませんし、正社員が無理ならアルバイトでもしないといけません。
賃貸物件の場合は家賃の支払いもあるし、次の仕事が見つかるまでのアルバイトだけでは生活に不安がある場合は、年齢が40代であっても受け入れてくれる企業が見つかるまで探し続けて転職先を見つけないといけなくなり、それには時間がかかります。
実際に、40代で仕事を辞めた後、すんなりと次の転職先が見つかるのは、仕事が出来る人で人脈を備えてきた人のみであり、そういった人たちは例え50歳、60歳になっても次の仕事が容易に見つかることも多くて、仕事ができなくても困らない人もいます。
日本の公務員の天下りは仕事が出来なくても困らない典型的な話であり、仕事ができなかろうが天下り先が確保されている公務員は堂々と年収2000万円とかの待遇で50歳を過ぎても転職をしている現実がありますけど、普通の人はそんなことは出来ません。
接客業経験者なら40代でも住居付きの仕事を探せます。
年齢が40歳になって転職先がなかなか見つからなくて、住宅も家賃が払えなくて出て行く必要がある人の場合は、だったら住居付きの転職先を見つければ良いのでは?と言った感じですけど、それらは自動車メーカーの期間従業員位しか見つかりません。
タクシーの運転手なら寮付きの待遇で求人がある場合もありますけど、誰でもタクシーの運転手の適性があるわけでもないので、自動車メーカーの期間従業員や、タクシーの運転手等が向いていない人の場合は、自分にできる仕事を探す必要があります。
その場合、接客業の経験者であれば、年齢が40代であっても求人を出している転職サイトや企業がありますので、どうしても住宅と仕事を同時に見つけないといけない場合は、そちらを利用する方法もありますし、特に女性の場合は需要があるようです。
肝心の仕事ですけど、女性が大変需要があることから分かる通り、住み込みでの温泉旅館などでの接客や配膳などであり、ホテルのフロントなどの仕事もありますので、着物を着用しての仕事になることが大変多く、それに抵抗がない人ならお勧めできます。
女性の場合は40代でも住居付きのバイトが結構あります。
男性の場合は40歳を過ぎると住居付きの転職先と言えば、自動車メーカーの期間従業員やタクシーの運転手等が主体の仕事になるんですけど、女性の場合は温泉旅館やリゾート地での住み込みでの仲居や配膳係など、男性とは違った需要があるようです。
これらの転職先のメリットと言えば、時給はそれほど高くなくて都内のコンビニの方が時給は高いくらいなんですけど、何と言っても住居を自分で用意しなくても良いと言った最大のメリットがありますので、住居にどうしても困っている方は選択肢になります。
ただ、この業界の欠点としてはこの業界に転職をしてしまうと、将来的に正社員として企業に転職をする計画がある人にとっては、それが大変難しくなる恐れがあることや、女性が集団になった際の特有の歪な人間関係のトラブルなどもない訳ではありません。
ですから、出来れば何とかアパートで良いので住宅を確保するか、家賃を支払える位の転職先を選ぶかして出来れば地元で働けるような選択肢を取っておいたほうが良いのでしょうけど、どうしてもそれが出来ない場合は覚悟を決めるのは十分ありです。
同じ40歳以上であっても、男性と女性の場合は、住み込みでの転職先を探している場合は、若干違いが出てくることや、それなりの覚悟を決めないといけないことになる訳ですが、本気で転職先を探すのであれば一度見ておいて損はありません。