両親が要介護状態になったら退職及び転職をするべき?

これからの日本はというか、既に日本は世界的にみても超高齢化社会になってしまっていますので、現時点でも両親の介護問題で大変な状態になっている30代、40代以上の働きざかりの人は沢山いて、その際には会社を退職するかどうかで悩んでしまいます。

その悩む理由としては、両親の介護というのは大変難しい問題で、実家で一緒に再生活をしながらヘルパーさんも入れて介護をするのが基本になっていることから、これまでの状態で仕事ができなくなることから、やむなく会社を退職する人がいる訳ですね。

しかし、その退職後には仕事をやめて実家に戻っても、思ったように転職活動が出来なかったり、そもそも田舎は手取り13万円でも当たり前の世界になりますから、介護のストレスと合わせて、精神的に極限まで追い込まれてしまって鬱になる人もいます。

 

 

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両親が要介護状態になったら退職及び転職をするべき?

 

両親の介護問題は予定通りに始まるものではなくて、イキナリ突然始まる事が殆どになりますから、大抵の人がそのような準備もしておらず、ある程度の貯金があってもあっという間になくなってしまったり、自分が家庭を持っている場合は本当に大変です。

しかしですね、今は会社によってはその事を役員に相談すると、会社側が融通を利かしてくれて出勤時間の変更をしてくれたり、調整をしてくれたり、在宅勤務という形式で雇用継続をしてくれる優良企業も増えてきているので、介護=退職はよくありません。

また、どうしても一旦退職をする場合、事情を役人に相談すると、退職ではなくて外部委託の契約社員という形式で自宅で仕事をしていた友人等もいましたから、収入などが減ることもなく、自宅で介護や育児をしながら仕事を継続することも出来る訳ですね。

 

 

介護が理由で退職をして実家に戻っても仕事が無い?

 

東京などの都会で年収1000万円で働いているからと言っても、退職をして地元に戻ると年収200万円でも転職ができないって悲惨な状況になってしまう人も多く、特に40歳以上の人になると、一度退職をすると地方では大幅に収入が減ってしまう訳ですね。

それで両親の介護をしないといけないとなると、これが本当に大変で、収入は激減で社会保障もなく仕事のやりがいもない状態でエンドレスに両親の介護をしないといけないってのは、普通の人ではメンタルが持たなくなり、鬱にやられてしまう人も多いです。

親の介護が無いのが一番の理想なんですけど、こればかりはどうしようもありませんので、突然それがやってくると、相当な資産家であれば全てを外部の専門家に任せておき、自分の家庭は問題なく対応ができるのですが、その資金力がないと駄目なのです。

 

 

両親が要介護になった時に今の会社で対応ができるのか?

 

そこで普段からやっておくのが、万が一両親が要介護状態になった場合、今の会社で継続して働きながら両親の介護問題を解決できるのか?っていう話になり、そうなったら会社が対応できる場合は、何ら問題がないのですが、会社が対応できない場合ですね。

その場合は、相当な資金力があれば外部の専門家に依頼をして金銭的な負担だけをして介護の問題を解決できますが、そうではない場合、実は介護というのは相当なお金が必要になり、他人任せにするのは難しく、結局は普通は退職しか選択肢がなくなります。

会社でのサポートが期待できない場合、両親の介護はお亡くなりになるまで延々に続くことが多く、更には状態が悪化していくことが殆どなので、退職しか選択がなくなるのであれば、事前にマトモな会社に転職をしておいたほうが負担が全然楽になります。

業種や職種によっては、勤務時間のフレックスタイム制への変更とか、在宅勤務は絶対にできない分野ってのもありますので、その場合はかなり早い段階で転職をしておいたほうが良いこともあり、どうせ転職するなら条件が良い求人を扱うエージェントです。