給料が安くて納得出来ないなら社長に直談判するべき?

日本の会社に正社員として就職や転職が実現して喜んでいても、実際に入社してみたら求人情報とは条件が全然違っていて、手取りが15万円以下とか仕事の内容がデザイナーだったのに雑用や文字打ちだけとかで納得できないって事例は相当数あります。

仕事が違うだけなら、入社したばかりで暫くは下積みから経験をするのが当たり前って方針の会社も多いですから、我慢ができるのかもしれませんが、流石に給料が安いってのは殆どの人が我慢できませんので、手取りが15万円では納得できないとなります。

ただ、日本の場合は累進課税制度になっていて、これが極端な金額の税金と社会保険料金の摂取になることから、例えば支給額が25万円まで昇給をしても、手取りは19万円前後になるという仕組みなので、正直、福利厚生も良くないとやってられませんね。

 

 

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給料が安くて納得出来ないなら社長に直談判するべき?

 

会社の給料が安くて納得出来ない場合、これまで会社の経営者、所謂社長に直談判をしてきた人を何人も見てきましたが、その結果、社長から嫌なら今すぐ辞めてくれってあっさりと言われて返す言葉もなく、余計に凹んでいた人も少なからず見てきています。

この時に自分は仕事ができるのになんでこんなに給料が安いのか?って強気で言える人なら社長の対応も違ってくるのでしょうけど、単に給料が安いからという理由で直談判をしたとしても、実はそれでも多めに払っているって環境だってあるわけなのです。

ブラック企業で社員を安くこき使っているなら、いくら社長と交渉をしても全く無駄で嫌なら辞めてくれと言われるし、優良企業でも社員が勘違いをして給料を上げるように交渉をすると、嫌なら辞めてくれと言われるし、この際の状況判断が重要になります。

 

 

会社が社員が知らない負担も大きい事実を知っておくべきです。

 

結論から言えば、自分の待遇に納得がいかない場合、社長や上司に意見をするってのはとても重要な判断で、黙って我慢していると無駄に時間を過ごしてしまいますし、時間が経過するほど転職も難しくなってしまいますから、納得できないなら意見をする。

ただし、意見をする場合でも、何故この待遇なのかを考えてから行動するべきであり、それをやらずに単に給料が安いだけで社長に直談判をしても、優良企業でもブラック企業でも辞めてくれって言われてしまう可能性がありますから、その辺りが需要です。

案外知らない人が多いのが、国が数字を誤魔化してより税金や社会保険料を摂取するために、正社員の社会保険料は会社が半分負担しないといけないという仕組みになっており、これを知らない人はよく勉強をして自分の本当のコストを知っておくべきです。

 

 

自分の本当のふさわしい月収を知りたいなら転職活動がお勧め。

 

給料が安くて納得できないのであれば、社長に直談判をするにしても、事前に自分の本当の社会的な評価を知っておいたほうがよく、それを把握した上で社長が納得する対応をしない場合、なら今すぐやめて転職をしますっていい切れるなら相当余裕が出ます。

なにしろ、不当に安い賃金で働かされているのであれば、他の企業に転職をするのを前提で納得できないならすぐに損切りをして会社を辞める位の気持ちであれば、社長とも有利に交渉が行なえますから、事前に転職活動を始めておいたほうが良いわけですね。

嫌なら辞めてくれ・・、はい分かりました辞めますって言えば、本当に欲しい人材ならちょっとまってくれ・・・って社長も態度を急変させるかもしれませんから、自分のコストと売上の数字をよく勉強しておくことと、転職活動をしておくと交渉は有利です。