学生時代が終わり社会人になると、出会いが急激に少なくなると言われていますが、実際に労働対価は別として、大変忙しく残業が多い業界で仕事をしていると、殆どプライベート自体が存在していないとか、会社と移動の往復だけで終わってしまいます。
東京で働いている人などは、毎朝決まった時間におきて満員で車に乗って通勤をして会社に到着し、それからいつもの時間まで働き、電車に乗って自宅に戻って寝るだけ・・・このような生活スタイルの人も多くて、これでは出会いなどは先ず無理です。
そのような状態では、とてもではありませんが会社以外の異性と出会うことなど殆どなくて、常に家族と会社の人以外は関係を持たなくなることも少なくありませんので、そのような環境に押し込まれた場合、必然的に社内恋愛と言うものが発生します。
会社以外で異性を知り合わないのであれば、会社で知り合えばいいだけの話ですね。
社内恋愛が発生しやすい職種はある程度大規模なデザイン会社。
こればかりは人間ですから男女が同じような場所で長時間接していれば、そのように会社で異性を求めるのは仕方ないのですが、この状況に最もなりやすい職種といえば、私の知っている限りではある程度規模の大きいデザイン会社になるでしょうか?
デザイン会社で働いたことのある人ならご存知でしょうけど、残業代がつかないことも普通であり、労働時間が極端に長くて土日も会社に出勤しているなども当たり前の世界であることと、比較的年齢層の若い人が多いことがほぼ当てはまります。
更には勤続年数よりも実力やコミュニケーション営業力が重視されるデザイン会社の最大の特徴として、ある程度スタイルや容姿の優れた若い女性の比率が多いことも挙げられます。
同じような労働時間が大変長くて休みもなくて職場で箱詰めになる職種といえば、システム開発会社が真っ先に頭に出てくるかとは思いますが、実際に働いたことのある人は御存知の通り、システム開発会社には女性の比率がかなり少ない現場が殆どなのです。
それで、若い男女が沢山集まっており、工場勤務のような流れ作業ではなくて、自分たちの好きな服装で、各自の裁量で仕事をしているような環境になれば、当然社内恋愛があちこちで発生するのは当然の話になりますから、本当に社内恋愛が多いのです。
私がデザイン会社にいた頃は、年齢20代の若い男女が圧倒的に多く、それなりに仕事もできるやる気のある人が多かったので、本当に何処を見渡しても社内恋愛ばかりで、それから結局結婚をした人も沢山いました。
社内恋愛を目指すのであればデザイン会社に転職るのもアリです。
会社の外で人と知り合えないとか、人見知りをしてしまうとか、それでも異性と付き合いたい人であれば、恐らくはある程度の規模のデザイン会社に転職をすれば、絶対ではありませんが、ある程度はご希望に沿った社内恋愛を実現する環境が用意されます。
ただし、実際にデザイン会社で働いてみればわかりますが、才能がない人は次々とリストラの対象になることも普通であり、仕事自体が回ってこなくなることも当たり前の世界なので、最低限度のデザインの仕事をこなせるだけでの実績は必要になります。
役員から、もう来なくていいと即日リストラを宣言されることも珍しくない業界です。
また、会社で仕事ができる人程、異性にも人気が出るのは当然ですから、仕事もできないのに社内恋愛目当てでデザイン会社に転職をしようと思っても、恐らくは書類選考の時点でお祈りされてしまって面接にすらたどり着けません。
デザインの仕事がある程度できて、自信があり、社内恋愛が自然と発生しても構わない人でしたら、一度ある程度の規模のデザイン会社を探してみて、求人要件を見てもよいかとは思いますが、注意点は年齢が高い人はかなり難し扱いになる点です。
後は、残業が桁違いに多いことも普通ですので、それを考えると労働対価があまりに安く設定されていることもよくありますので、それらを考えてもまだ20代の若い人向けの求人が圧倒的に多い理由もデザイン会社の求人票を見れば分かるかと思います。
流石に30代、40代で社内恋愛希望になると、ちょっと状況が変わる人多いはずです。