転職をする場合、それまでスーツを着て毎日決められた時間びっしりと働いていた人なら、Googleの社内風景の映像や写真を見ればたいへん驚くことになるのですが、その自由な雰囲気の職場は日本の古典的な企業や公務員から見れば異次元の世界です。
興味があればGoogleの社内風景を一度よく見ていただきたいんですけど、会社内に滑り台があったりとか、個室でデスクの周辺がおもちゃだらけになっているとかは当たり前であり、何時でも利用できる社員食堂では軽めのお酒まで用意されています。
日本の会社の場合は休憩時間を厳しき制限したり、廊下を早歩きしろとか、殆ど強制収容所のような環境で働かないといけない会社もありますけど、Googleの職場はそのような会社で働いている人が見れば異次元の自由度と快適さが用意されています。
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日本の企業でも転職時にはある程度自由な環境を目指すべきです。
流石にGoogleは特殊な環境を提供している企業だとは思いますので、日本の企業をそれと同じ目線で扱うわけにはいかないのですけど、それでも、日本の会社であってもある程度自由な環境で働ける会社がありますので、転職をするなら狙うべきです。
それまで、スーツ着用の会社でしか働いたことがない人の場合、流石にGoogleまでいかなくても、私服OKとか、机の周りに私物を置いてもかまわないとか、ヘッドフォンOKとか、出勤時間もある程度自由な職場を見るとカルチャーショックのはずです。
もちろん、そういった職場が合わない人もいるのでしょうけど、クリエイティブ系の会社というのは、大抵が自由度が高い職場になっていることが多いですから、転職を検討する際には経験がなくても、一度は見ておき、業界を知っておくのがお勧めです。
ちなみに、日本国内で自由度が高い会社といえばデザイン系の会社、Web系の会社がこれに該当しますから、自由度を求めて転職をするならこの業界がお勧めですし、転職後に実績があれば、容易に独立が出来る業界であるのも特徴の一つになります。
刑務所のような会社で働くよりも自由度の高い会社で働く方が良い。
日本の古典的な会社の場合ですが、社員の独自性や個性は必要無いとしている会社も多くて社員に求めるのは協調性と服従性のみであり、指示されたことを人と同じ服装をして延々と残業をしながら刑務所で働いているような状態で仕事をすることもあります。
正直言って、副業も禁止であり、全て会社の指示通りに働かないといけなくて、個人の意見や個性も必要がない会社で働くのと、個人の自由や個性を最大限に尊重した環境で働ける会社とでは、全然状況が異なりますし、快適なのは当然後者です。
ただ、これも人によって判断が全く異なることもありますので、絶対自由な環境で働ける会社が良いというわけでもありませんから、どちらが良いかはご判断になるのでしょうけど、転職をする際にはそういった会社の環境も考慮して考えると良いです。
自由な環境で働ける会社は離職率も少なく人材も集まりやすい。
IT系企業の中には、Googleまではいかなくても、社員は全員食事代が無料で、飲料水も完全無料の会社もあり、私も以前そのような会社で働いていましたけど、本当に会社内では食事と飲み物が無料ですから、いつも相当助かっていました。
また、残業になっても余計なお金がかかりませんし、食事も会社が用意してくれていましたので、同じ残業でも食事も取れないような会社で働くのとは条件が違いすぎることや、社員のやる気も全然違ってきますから、すべての会社が採用するべきです。
ついでに言えば、ヘッドフォン着用も一般常識的な音量であれば問題もなく、出社時間もかなり融通がきいていましたので、その会社で働いている時は快適そのものだったんですけど、それに慣れてくるとそれが当たり前になってくるのが怖い所です。
会社を退職して転職をする際には、年収以外にも自由な環境で仕事が出来るかどうかをよく判断しておき、Googleのオフィスまでの快適さはなくても、せめて食事が無料とか飲料水無料、服装自由で、喫煙スペース確保の会社を転職サイトで探すべきです。