女性がデザイン会社に転職をした方が良い理由と育児退職

転職をする際に、将来退職をすることを事前に考える人はあまりいないかもしれませんが、特に女性にとっては、出産後に子育てを優先するために退職をする人も少なくなくて、将来の退職を考えてから転職をするのは結構重要になることがあります。

事務職などの仕事をする場合、必ず会社で仕事をしないといけませんし、退職をした場合はもはや会社とは全く関係なくなりますので、また仕事をする際には転職活動をしないといけなくなるのですが、デザイン系の仕事の場合は事情が異なります。

女性の場合、デザインの仕事をやっていると会社に在籍をしていても、退職後でも以前勤めていた会社からそのまま仕事を引き継いで同じデザインの仕事を継続することも少なくなくて、その場合は自宅まで会社の営業が車で仕事を持ってくる事になります。

女性の方で将来、会社を退職してもそのまま会社で行っていたデザインの仕事の続きを自宅で行える環境を作っておけば、子供を保育園にあずけることもなく自分で自宅で育てながら仕事をすることが出来ますし、私の友人はそのように仕事をしていました。

 

目次

退職後も以前の会社のデザインの仕事を自宅でできる理由。

 

ここで、ある疑問が出てくるかと思いますが、会社を退職したのだから、別に他の会社のデザイナーに仕事をお願いしておけば良いだけであり、退職をした人に態々依頼をする必要はないのでは?、引き継いでおけばよいのでは?と思う方もいると思います。

デザイン業界の大きいクライアントの案件はそんなに単純な損得勘定で全てが収まるものではありませんので、もっと複雑に人間関係が関わった仕事のやり取りが行われている為、退職しようが在籍中だろうが、特定の人にしか出来ないことが多いのです。

その仕組なんですけど、単純に発注元のクライアントが、自分の会社の仕事のデザインを会社ではなくて特定のデザイナーを指定して依頼をすることが多くて、デザインの仕事自体他人が簡単に真似できるものもないので、完全に個人に依存しているからです。

 

 

クライアントが会社ではなくデザイナー個人を指名する世界なのです。

 

私の友人の女性は、デザイン会社に在職中に大きなクライアントの案件の重要なデザインをしていたことがあり、そのクライアントの企業が友人に以外にはデザインを依頼するつもりとがないと主張をしたら、デザイン会社はそれを受け入れるしかありません。

また、デザイン会社から見ても、仕事が出来るデザイナーとは親しい関係でお付き合いをしたいことや、友人も喧嘩をしてやめたわけではなくて、子育てを優先したいので退職をしただけですから、以前の会社も仕事を依頼しない理由は全くありません。

そのような事情があり、会社を退職しても以前の会社からデザインの仕事が途切れることなく来ますし、既に在職中に人脈と実績を作っておいた友人は、自分で独立して仕事が出来る環境を作っていましたので、退職後も育児優先で自宅で仕事をしていました。

 

 

自分の子供は自分で育てたい強い意志を持った友人。

 

最近は、会社に託児所を作れとか、保育園を作れとか、そういった苦情をアピールしている人達も沢山いますけど、私の友人の場合は、子育ては自分でしたいので、会社や行政などに頼らずに、事前にそれが出来る準備をしてから万全の体制で退職しました。

その結果、自宅で自分の都合で納期だけを守ってデザインの仕事をすれば、会社員時代よりも収入も高くなりますし、好きな時間に仕事が出来る都合上、恐らくは最高の環境で働ける状態になっていましたので、計画性のある転職は重要だと感じました。

デザインも仕事は誰でも出来るものではなくて、クライアントから直接指名をされるくらいの人材になると、それは相当できる人に分類される必要性がありますけど、やり方次第では幾らでもその条件を達成することが出来ますしデザインの仕事は良いです。

また、このような方法で仕事が出来る環境を作っておけば、育児の次に将来的にやってくる介護の問題にも速やかに対応できるでしょうから、自宅でも仕事が出来るデザイン業界に転職をして実績を作っておくと、退職後の生活も安定していきます。

女性の方で興味があれば、デザイン業界への転職を検討して、単に仕事をするだけではなくて、クライアントから強い信頼関係を勝ち取り、個人に依存した仕事を日々こなしていくと、何があっても安心して退職をすることが出来ますのでお薦めです。