非正規の派遣社員から正社員に転職したいならクリエイティブ系

現在の日本では未だに正社員として働きたい人が結構いるんですけど、IT系等では正社員ではなく非正規のフリーランスや独立して起業をして働きたい人も大変多いので、業種や職種によって正社員の人気度が全然違っているのが結構面白いところですね。

工場勤務などの単純労働やオペレーターの場合、安定していて解雇されにくい正社員として働かないと不安になってしまうのは仕方がないのかもしれませんが、IT系の場合は完全に実力主義の世界ですから正社員よりも非正規の方が都合が良い人が多いのです。

そのような状況の中、現在は非正規として働いている派遣社員などの人が正社員として転職をしたい場合は、工場や製造業を目指すのではなくて、クリエイティブ系の業界を選んだほうがよく、実際に私の友人も派遣社員からすぐに正社員に採用されました。

非正規の派遣社員から正社員に転職するならクリエイティブ系。

では、非正規の派遣社員が正社員として転職をするにはどうするかと言えば、当然ですが派遣社員として派遣会社に正社員採用されるのはなくて、派遣先の企業に対して正社員として採用される訳ですから、殆どの非正規の派遣社員の目標になる状態ですね。

派遣社員として働く場合、デスクワークか工場でのオペレーション作業かに最初の兌換会で別れると思うんですが、この最初の選択の時に全てが決まっていてデスクワーク系を選んでおかないと簡単には正社員として転職が出来ませんので最初が肝心です。

別に工場勤務の派遣社員でも正社員になれないわけではありませんが、工場での勤務で正社員になっても工場での現地採用者はあくまで単純労働者としての採用になりますからその中で正社員を夢見て働くのもよいのかもしれませんが、正直厳しいですからね。

クリエイティブ系の業界で派遣社員として働けばチャンスは多い。

ここ最近は、インターネットやスマートフォン等の普及により、爆発的にネットに関する新しい仕事が増えてきていますが、その中でもそれほど難しくないWeb制作関係の仕事があり、システム開発などよりは全然ゆるい世界なので、興味をもつ人も多いです。

このクリエイティブ系の業界というのは、人が欲しい時に良い人材が集まっていないことが多くて、それで派遣会社に依頼をして適切な人材を求めることになるんですが、やること自体は簡単なんですけど、その人のセンスによって完成度が全く異なります。

誰がやっても最低限のことは出来る人材を派遣会社から募集することになるんですけど、その中で周囲の人から見てこの人は面白いとか才能があると感じたらすぐに正社員として引き抜かれることが多い業界なので、他よりも圧倒的にチャンスが多いのです。

他の業界では難しい正社員への転職が圧倒的に多い業界です。

例えば、デスクワーク系でも事務職などの派遣でしたら、別に余程できない人は除き、誰がやっても最低限のことができれば良くて、多少出来る人であっても効率よく仕事が進むだけで、それ以上の勧誘などは殆どありませんので、あくまで派遣で終わります。

クリエイティブ系の業界の場合は、それプラスアルファでその人の個性やクリエイティブ性が重視されることが多くて、同じ仕事をこなしてもこの人が制作するコンテンツは素晴らしいとなると、派遣としてではなくて正社員として働いて欲しくなるのです。

私の友人も実際にインターネット系のクリエイティブ系のデザイン会社に派遣として呼ばれていて、Webサイトの制作やデザインの仕事をしていたんですが、現場の人間からかなり気に入られてしまったらしくて、数カ月後には正社員の勧誘を受けていました。

クリエイティブ系ですから、やることは簡単でも正社員として引き抜かれるにはその人が持っている独特の世界観などが重視されますので、誰でも100％実現できる訳ではありませんが、正社員への転職に興味がある人はチャレンジする価値は十分あります。