塾講師になろうと思ったきっかけは奨学金の返済

お世話になっている企業経営者の息子さんが大学生になり、そこで学費として国から借り入れている奨学金を返済するために始めた塾講師のアルバイトだったのですが、予想外に高評価をもらったその息子さんは、大学を卒業後は自分で塾の経営を行う相談を企業経営者に話し始めることになりました。

もともと、大学を卒業しても親の会社を受け継ぐ予定が全くなかった息子さんは、高校卒業後に大学に進むことになったものの、学費がかなり高い学部に進むため、親の援助は受けたくないと奨学金を借り受けて大学に進むことになります。

 

 

自分の力のみで大学に進学を決めたものの奨学金のあまりの高さに驚き。

 

普通の企業経営者の子供であれば、全額親の援助を受けて大学に進み、更には親の会社を受け継ぐような同族企業が大変多い中、このような考え方はとても立派だと思いますし、社長の育て方が良くて、自分の意思で進路を決めれるようになったのでしょうね。

しかし、現実は簡単ではなくて、借り入れた奨学金はかなりの高額な金額に達しているらしく、普通に大学を卒業後にそれを返済できるのかわからなくなった息子さんは、大学在籍中に何か自分ができる効率が良いアルバイトを探すことになりました。

以前、社長の会社に行った際に、高校生だった息子さんがアルバイトを必死になってやっていたのを見たことがあったのですが、お世辞にもバイト代を払ってもいいとは思えないくらいの仕事ぶりでしたので、会社を継がなくて正解だとは思います。

 

 

大学生が就業可能で高単価のアルバイトとは何か?

 

大学に入学しながら、どこかの会社に就職することも出来ない訳ではありませんが、そうなると学業が大きく損なわれますので、大抵は大学に籍を置いたまま、効率が良いアルバイトを探すことになることになります。

大学生が就業可能で効率がよいアルバイトといえば、当然コンビニでのアルバイトや飲食店のアルバイトなどではなくて、若さと現役の有名な国立大学生であることを生かしたアルバイトをすれば良いだけで、社長の息子さんが選んだのもそれでした。

それとは、家庭教師や塾教師のアルバイトであり、これは現役の有名大学に在籍している学生である程、実は需要があることが多く、時給単価も高くなる傾向に有るといった他ではあまり見られない特徴があるアルバイトになります。

家庭教師や塾講師の場合、有名な大学の現役大学生であれば、大学生は社会人よりも50円程時給が下がるのが当たり前の、コンビニのアルバイトや吉野家のアルバイトは全く異なる仕組みになっています。

 

 

社長の息子さんは人に勉強を教えるのが得意であることを知ります。

 

高い時給単価に憧れて、家庭教師や塾講師のアルバイト始めた社長の息子さんだったのですが、初めての分野のアルバイトにもかかわらず、その評価は現場や生徒などから高いものであることに気がつくことになります。

これについては、子供のころから経営者の家庭で育っていることから、父親である社長の考えや価値観をまじかで見てきているからこそ、実現できているのではないかと思える対応であり、あとは実力で大学に進学した息子さんの実力も当然あります。

今の時代少子化と言われていますが、自分の子供をできるだけ有名な学校に進学をさせたい子供のブランド化を望んでいる親御さんは大変多くて、義務教育期間の学校の教師の指導ではそれができないと言った判断をしている人も多いのです。

そのため、高いお金を払っても塾や家庭教師をつけてお子さんに勉強をさせるわけですが、ここで同じような大学に在籍している学生であれば、より話がしやすくて説明がわかりやすい指導者を希望する人が出てくるのも当然の話ですね。

 

 

奨学金の返済目的で始めた家庭教師・塾講師から起業を検討した息子さん。

 

元々は、あまりに高額な奨学金の返済目的で始めた家庭教師、塾講師のアルバイトだったのですが、そこで高い評価を自分が得ていることを知った息子さんは、大学卒業後に自分で塾を立ち上げようと考え始めます。

やはり、経営者の息子さんらしい考え方ですが、塾の経営は教え方が上手いだけではなかなか安定して行えませんので、他にも経営的な才能も必要になるのでしょうけど、恐らくそれについては父親を見てきているのである程度は大丈夫なのでしょう。

今はまだ大学生として勉強をしながら、家庭教師や塾講師をしている息子さんですが、卒業後にどうなるのか楽しみな反面、最初から起業するのではなくて、一度、塾講師などのを営んでいる企業に就職をして、そこでさらなる適性を確認するのも一つの判断です。

塾講師に関心があるのであれば、中学受験専門になりますが、一度「【中学受験専門】プロ講師採用情報」に相談してみても良いかもしれませんし、何かわからないことがあれば、恐らく丁寧に回答していただけるのではないでしょうか?