年齢が35歳を過ぎると日本の転職市場では極端に求人が少なくなり、それまでに転職することができる準備をしていない人は露頭に迷うことになる訳ですが、それでも何か仕事をしていかないと生活ができなくなりますので皆さん命がけになります。
都会でしたら、35歳を過ぎていてもアルバイト等の募集が沢山ありますので、正社員でなければ働きたくない等のプライドを捨てれば、幾らでも働き先もあり、都会は時給単価も高いので何とか生活くらいはできると思うんですが、色々と問題もあります。
何しろ40代でアルバイトを探すとなると、当然、その現場の上司に該当する人材が自分よりも年下である事が多くて、気まずい雰囲気になったりすることも少なくありませんので、40代の人でアルバイトを決めても中々続かない人が多いのです。
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まいばすけっとで働く50代男性を見て感じたこと。
そんな感じで、私がいつも利用しているまいばすけっとにて50代の男性が働くようになったので、ちょっと親しく声をかけていると、それからたまに色々と店の外でお会いした際などは、雑談等のお話をすることになりました。
色々と話しをしてみると、どうやら会社をリストラをされてしまったらしくて、次の就職先が決まらないので、現在はこのまいばすけっとで働きながら、就職活動をしているようで、其のため、夜間の時間帯と土日のシフトを組んでいるとのことでした。
その理由は就職活動を平日に行うためでもあるんですけど、深夜や土日はアルバイト代が1500円位と結構割増になるそうなと、其の時間に働きたい人が余りおらず結構需要があるため、年齢が50歳を過ぎていてもある程度の仕事をすることができるそうです。
私が毎日利用するコンビニですから、顔見知りになって色々とお話をするようになり、失礼ながらここで働いている理由とか、今後の予定などをリアルな50代の体験者の話として教えて頂くことになった訳なんですけど、50代でも仕事はあるようです。
ただし、正社員への転職は簡単ではなくて、都会限定なら大手コンビニ系ではなくて、スーパー系のコンビニが年齢が高めの人達が集まっているので50代でも特に違和感とか確執がなくて、嫌な雰囲気でバイトをしなくて良いので穴場のようです。
それから暫くして50代の男性は就職が決まったようでした。
世間では、50歳を過ぎると転職先がないとか言われていますけど、コンビニで働いていた50代の男性は、結構長いことをコンビニで見かけていましたけど、そのうち姿を見なくなり、いつしかコンビニからいなくなっていたのでどうしたのかと思えば・・。
今度は、お客さんとしてテニスラケットをカバンに入れてコンビニ来るようになっていて、無事に転職先が決まったので、コンビニのアルバイトは辞めて、これからはお客さんとして利用するようにしたとのことで、無事に転職が決まって安心しました。
結構長い間コンビニで働いていましたから、相当な数の書類選考や面接をしてきたのではないかと想像できるんですが、それでも転職が出来ないわけでは無いようなので、諦めずに金銭的な余裕を持ちつつ、転職活動をするのが良さそうです。
客層が主婦の人が多いし店舗が小さいので50代でも働きやすい?
このタイプのコンビニは本当に年齢層が高めの主婦やワケアリの男性等が多くて、万が一転職活動に失敗した際には、時給1500円位は報酬として得ることが出来ますので、最後の砦のような感じで、思い切ってバイトをしたほうが良いかもしれません。
最初は戸惑うかもしれませんけど、若い年齢層が集まる飲食店とか、普通の24時間営業のコンビニなどでバイトをすると、どうしても50代の男性は浮いてしまいますから、それを考えると自然に溶け込めてお金が稼げる職場はバイトでも魅力的です。
まあ、ずっとまいばすけっとで働くわけにもいきませんけど、転職がうまくいかなくて生活をなんとしても守らないといけない場合は、一旦、深呼吸をしてから50代でも確執無しで働けるバイト先で働きながら、転職活動をするのよいようですね。
私が利用している店舗がたまたまなのかもしれませんが、客層も主婦の人が沢山いて普通のコンビニとは若干異なる事や、大抵年配のアルバイトの方が圧倒的に多いので、多分、もしもの時はローソンやセブンイレブンよりは働きやすいと思います。