最近では、年収300万円で生涯を生活すると言った書籍が発売されていて、あたかも年収300万円で生涯何不自由なく生活が出来ると錯覚してしまいそうですけど、そういった書籍の著者は大抵は年収数千万から数億円を得ていることが多く矛盾が多いのです。
ここで言う年収については一般的な給与所得ではなくて印税とか投資などから多額の所得を得ている事が多くて、単純に年収が高ければ良いというものではなくて、どのような方法で収入を得ているかの方が重要なのですが、殆どの人が気がついていません。
その為、表向きの年収が300万円の人が居たとして、年収300万円で生涯を生き抜くとかそんな話を真に受けていると将来が大変なことになりますので、必ず事実はどうなっているのかを知る必要がありますので、間違った安心感を持たないようにしましょう。
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年収300万円で生涯豊かな生活が出来る人とできない人の違い。
普通に会社で正社員として働いている人であれば、年収300万円と聞けば全て同じ収入だと思う人もいるかもしれませんけど、実際には違っていて、年収300万円で何不自由なく生活をしている人はあえて意図的に年収を少なくしている事が良くあります。
これは年収を低めにした上で配当を多く得ることにより、合法的に税金対策をしてより多くの手取りを得るためであることも多く、世の中の富裕層と呼ばれている人達は年収は想像以上に低く設定されていることが多くて、実際の収入は配当が主体になります。
これを詳しく説明すると、会社で働いて長時間労働をして300万円稼いでいる人と、会社では数時間程度の労働しかしておらず300万円なのですけど、収入の殆どは株式配当による収入が5000万円位ある人がいれば、実際の収入は遥かに高い金額になります。
日本の場合は累進課税になりますので、全てを給与所得で得ようとすると最大で50%前後の税金を支払わないといけなくなるのですが、配当で収入を得る場合の税金は20%前後になるので、手取りの金額が全然違ってきますから年収を上げたくない訳です。
会社からの収入のみに頼るのではなく副業をしておいたほうが良い。
配当は株式投資からの配当金が一般的になるのですが、会社からの収入のみに常に頼っている環境の場合、会社が倒産をしたりリストラされてしまった場合は、一気に生活そのものが出来なくなることも少なくありませんが、配当収入があれば話が別です。
実際に生活に全く困っていない人達を見てみればわかりますが、会社からの収入に頼っているわけではなくて、株式投資の配当や不動産投資などでの副業的な収入がある人が多く、それらの収入は会社から得ている給与所得を大きく上回っているのも普通です。
世の中の富裕層のほぼすべてが年収に依存しているのではなくて、配当収入で多額の利益を得ながら自分のプライベートの時間を多く利用していることを手も分かる通り、急所所得だけでに依存して完全に会社依存をしていても将来的な余裕は作れません。
会社で働きながらも副業で安定した収入を確保しておきましょう。
会社で正社員として働くのが別に悪いことではありませんので、正社員として働くのは全くもないがないのですが、正社員として働いている場合でも副業を可能な限りやっておいた方が良くて、株式投資やインターネットを使った事業などを常に意識します。
昭和の時代でしたらそのような副業は実現できなかったのですが、これだけインターネットが発達している時代に、うまくインターネットを使わないまま単に会社の仕事だけをしていても生活はいつまで経っても豊かになることなく年齢だけを重ねていきます。
その結果、35歳を過ぎてみれば転職先がないとか、転職が出来ずに困ってしまう人になってしまい、あの時副業え安定した生活を保てるようにしておけばと思っても、その時には時既に遅しの状態であり、40歳を過ぎていきなりゼロからは難しいのです。
最近では、社員の副業を認めている会社も増えてきていますので、現在勤めている会社が副業は禁止とか今の時代に合わない就業規則で縛っているのであれば、将来を見据えて早めに副業が可能である会社に転職をした方が良いですから、転職を検討します。