将来の両親の介護に備えて転職と副業を同時に考える理由

現在、日本は超高齢化社会を迎えていて、これからは65歳以上の高齢者が人口の30%を超えそうな勢いになりつつありますが、それに合わせて介護の問題が水面下では浮上してきており、その時になって両親の介護には相当な費用がかかる事を知ります。

実際に私の先輩などでは両親の介護をしている人がいますし、早い人では30歳の時点で両親の介護をしないといけなくなった先輩もいますので、両親の介護問題は将来誰がその状態になるのかも分からないですから、なった時には対策をしないといけません。

この介護の問題なんですけど、正社員として会社で働いている人の場合は、殆どの場合で退職をしないといけなくなり、いわゆる介護離職状態になり、その後は正社員として働くことが難しくなり、非正規でも仕事を探すこと自体が難しくなってしまいます。

 

 

目次

将来の両親の介護問題に備えて在宅勤務可能の会社に転職。

 

介護の問題というのは、結局はお金の問題になりますので、お金に余裕がある人であれば別に介護離職をする必要もなく、両親を施設に入れて毎月の費用を負担すればよいだけなのですが、この費用が相当な金額になりますので殆どの人は容易に出来ません。

ですから、予算に合わせて自宅にヘルパーさんを週に数回呼んでサポートをしていただきながらヘルパーさんに依頼できない部分を親族の誰かが対応していくことになりますから、結局は会社で正社員として働きながらの介護は大変難しい状態になります。

最近では、在宅勤務可能の会社も増えてきていますので、そういった福利厚生や時代にあった会社で働いている人でしたら、両親の介護問題が発生したときにもある程度の余裕が効きますので、普段から在宅勤務可能な会社で働ける環境を用意しておきます。

将来的に在宅勤務可能の会社で働いていない人の場合で、年収の上限リミットが設定されている会社の場合は、将来性が無いと判断して早めに転職活動をしておいた方が良い位ですから、なるべく早めに転職エージェント等を利用して転職活動がお勧めです。

 

 

将来の両親の介護問題に備えて副業を形しておくべき理由。

 

在宅勤務可能の会社で働いている人も在宅勤務が出来ない会社で働いていない人でも、どのような場合でも事前に介護の事を考えて行動しておいたほうが良いのが副業であり、副業をやっている人とやっていない人では、将来に大きな自由の差が出ます。

なにしろ、インターネットがこれだけ普及してくると、ネットを使った副業も世の中には沢山でてくるのは当然ですし、ネットを使えば一人で何処にいても実現できる仕事を副業として普段から継続していれば、何があっても安心感を持った対応が出来ます。

副業と言っても毎月の売上が10万円、50万円とアップしていくうちに本業の収入を超えてしまった人も沢山いますし、要は一人で何処にいても売上を発生する仕事とインターネットの相性がとてもよい事を知っていればやるべきことは自然と見つかります。

 

 

何処にいても出来る仕事と両親の介護は大変相性が良い。

 

両親の介護問題については、一生それをしなくても良い人もいれば、30歳から両親の介護をしないといけなくなる人もいますし、それがいつやって来るのかも誰も分かりませんから、普段は全く気にすることなく仕事や生活をしている人が大半になります。

しかし、突然やって来る介護の問題にぶち当たった歳に、多くの人が退職をしたくないけど会社を退職しないといけない状況になっている訳で、その後にエンドレスに続く生活苦やストレスから精神的にも大きな負担を強いられることになってしまいます。

その時に備えてネットを使った副業をやっておき、その副業が毎月10万円、20万円でも安定して収入として入ってくるのでしたら、介護問題が発生しても介護離職をしないといけなくなる条件から解放されることにもつながりますので、全然違ってきます。

 

 

在宅勤務可能な会社への転職も副業も準備には数年掛かります。

 

将来の介護問題に対して準備しておくべきことは、出来れば転職サイトや転職エージェントを利用して、自宅勤務可能な会社に事前に転職をしておくことと、事前に副業を形として成功させておくことであり、この両者は急には実現することが出来ません。

どちらも準備にはかなりの時間がかかる介護発生時の対策方法ですから、その内すればよいではなくて、なるべく早めに気がついた時に在宅勤務可能の会社への転職を検討、ネットを使った副業を開始することを検討して数年後を見据えて種まきをしましょう。