最近では一般的に誰でも利用登録が行える従来型の転職サイトだけではなくて、特定の業種や職種に特化している専門の転職サイトも増えてきていますが、それとは別に転職エージェント系の幅広い業種を扱う非公開求人がメインの転職サイトもあります。
特化型の転職サイトの特徴としては、例えばIT系、看護師系、薬剤師系等、その分野に特化している人材のみが登録をすることが出来て、登録をした人の能力や実績などにより転職サイトの担当者が非公開求人の中から適切な求人を紹介してくれる仕組みです。
ただし、特化型の場合はその名の通り、その分野の非公開求人しか扱っていませんので他の業種への転職が難しいこともありますから、これまでの経験を活かして他の業種への転職が難しいこともあり、転職を希望する人によっては合わないことがあります。
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特化型よりも転職エージェントを利用した方が良い人の特徴。
転職エージェントについては、非公開求人を扱う点に関しては特化型の転職サイトと大変良く似ているんですが、特化型転職サイトとの違いは、幅広い業種を扱っていることでありそれにより経験豊富で実績のある人であれば異業種への転職が可能になります。
例えば、IT系の会社で経営補佐的な業務をしていた人であれば、特化型の転職サイトでは同じIT系の業種で似たような求人を募集している企業への転職になるのですが、転職エージェントの場合は、ワンランク上の経営コンサル会社への転職も可能になります。
転職エージェントのような非公開求人を扱っている転職サイトには経営側により近いポジションで働ける求人が頻繁に行われていますので、異業種への転職を検討している人は転職エージェントの登録をして自分の実績を担当者に伝えたほうが良い訳です。
年収1000万円を超える求人も多いのが転職エージェントの特徴です。
転職をして年収1000万円を超える報酬を得ることが出来る転職情報については、通常は誰でも利用することが出来る一般の転職サイトには先ずありませんので、特化型の転職サイトや転職エージェント等の非公開求人を扱うサイトを利用するのが普通です。
また、年収1000万円以上になると、一部のクリエイティブ系を除き、どの業種であっても経営側により近い仕事が出来る人材が求められることが殆どですから、その点を考慮しても幅広い業種を扱う転職エージェントを利用することが最も適切だといえます。
基本的に転職エージェントで非公開求人として扱われている求人は年収が高い求人や特定の分野において特別な技術や経験を求めている求人が殆どですから、どの求人も一定レベル以上の年収になるとやることは殆ど同じになりますので選択肢が広がります。
会社の売上に貢献できる仕事が出来る人なら転職エージェント。
年収が高い会社に転職をする場合、決まったルーチンワークの仕事をするのではなくて、マネージメント側や経営側により近いポジンションで仕事をする求人が殆どなのですが、それらの仕事の共通点はどれも会社の売上に直接貢献できる仕事である点です。
例えば、ある会社が新しい部署や子会社を立ち上げる際には、そこの責任者として新しい人材を募集することも多いのですが、その際に転職エージェント等で求人を募集することも多くて、この類の求人は年収も高く異業種からの転職も比較的容易になります。
これまでの実績の中で、高い営業力やコンサルタントなどに該当するような仕事をしてきている人、マネージメントを行う立場でプロジェクを管理してきた人等であれば、転職エージェントを利用すれば、異業種への転職も可能ですから検討してみるべきです。
あとは、年収が高い求人ほど英語力がある人材を求める傾向にありますので、普段から英語の実務的な勉強をしておき、将来転職エージェントを利用して、より経営側に近い仕事をする予定のある人は、積極的に英語の勉強をしておくことをお勧めいたします。