イギリス・ロンドンへの移住|退職までの会社支援は重要

ある日、突然、イギリス・ロンドンに移住をしたいと話し始めた当時20代の友人。その後はかなり早い行動を積極的に行い、直ぐに会社の役員に退職についての相談をおこない、その時点ではいつ退職するかは未定であっても、ロンドン移住が決まり次第、退職しても良いとの了承を得ます。

また、会社側も社内からロンドンに移住して、そこで現地の会社で働こうとしている積極的な友人を見て全面的に支援する見解になり、なるべく残業はさせない状態で退職まで働くことが出来るようになり、ロンドン式の英語の勉強を始めることになります。

 

 

年棒制で働いている人にとって、残業なしの約束は大変なメリット。

 

退職までなるべく残業をしないようにしてくれた会社側の考慮から得られるメリットは絶大であり、残業が当たり前の業界で働いていた友人は、元々年棒制で社員として働いていた為、結果的に収入はそのままで、相当自由な時間を手に入れることになります。

年棒制の場合、残業をしても手当が一切付かない代わりに、基本給が優遇されている状態になっていることが多いわけですから、待遇はそのままで残業しないで済むのであれば、これほどよい条件はないのではないかとも思えます。

当然、職場の同僚達も友人のロンドン行きを、寂しがって入るのですが、全面的に応援することになり、結果的に会社も同僚も友人も、皆が良い環境で退職までの関係を保てることになったわけです。

 

 

残業なしよりも更なるメリットは長期の連休を許可されたこと。

 

会社側から歓迎されているロンドンへの移住については、残業をしなくても良いと言った大変なメリットが得られることに加えて、更に重要になるのが、長期の連休を許可してくれると言ったもっとも重要なスケジュールを組めるようになることにあります。

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これが何を意味するのかと言えば、イギリスのロンドンに移住をする場合、必ず何度も現地に長期滞在をしてから、住宅の下見や確保、転職先企業への訪問、移住に当たっての書類の確保、色々と現地で本人が対応しないといけないことがあるということです。

ですから、1回につき、1週間から2週間の大型連休を取得しないといけなくなるため、これを実現するには、なんとしても会社側の理解と協力、職場の同僚の理解と協力が必要になる為、会社側と好意的な関係にない場合は、かなり困ることになります。

有給についても流石に無制限に用意されているわけではありませんから、何度もロンドンに移動していると、どうしても有給が足りなくなりますので、そうなると欠勤扱いになってしまうのですが、それも会社側の協力が不可欠になるのです。

 

 

会社を退職してからロンドン行きの準備をしたらどうなる?

 

だったら、別に完全に退職をしてから、それから会社に関係なくロンドンに移住する準備、ロンドンの会社に転職をする準備をすれば良いと思う人もいるかも知れませんが、会社に所属している間にその準備をしたほうが全然よいから友人もそうしています。

その一番の要因としては、やはりお金の問題もあり、ロンドンの場合は飛行機で移動するだけでも一日がかりになりますし、その飛行機代や現地でのホテル滞在費など、それは20代の金銭感覚を遥かに超える出費が必要になります。

その為、ロンドン移住が確定するまで、ロンドンの転職先の会社が決まるまで、それまで会社に所属していて損をすることなどまったくなく、逆に会社を退職後に行動をするほうがデメリットが多いといえます。

ただし、お金が有り余っている人の場合はこの限りではありませんが、普通は20代の年齢で数千万、数億円の金融資産があり、余裕でロンドンに移住できる人などほとんどいませんから、会社に最後までお世話になるのが現実的です。

次回に続きます。




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