最近ではブラック企業という言葉が有名になってきており、社員を道具や使い捨ての消耗品として長時間労働させている企業が問題になってきていますが、労働時間があまりに多くて残業代も支払われない企業の場合は、早々に退職をするのが適切な判断です。
しかし、ブラック企業かどうか判断が難しい問題として、昇給が全く無い会社というのがあり、一年間どれだけ真剣に働いても昇給はなく毎年同じ金額の報酬が支払われている状態であり、若い時は良いのですが年齢を重ねるとこれでは問題が発生します。
その問題とは、20代の頃ならまだよいのですが、その後に結婚をして子供が出来る状態になると、給料が全く上がらない状態では、生活が成立する要素がありませんし、老後に突入した際には確実に年金だけでは生活が出来なくなる事が殆どになります。
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昇給しない会社で働いても将来はないので転職か副業を検討する。
長時間労働を強制的に社員にやらせている企業であれば、簡単にブラック企業と判断ができるのですが、報酬が低いとか昇給がない会社の場合は簡単にはブラック企業であると判断が出来ないことが多いので、それだったら退職がお勧めとは言えない訳です。
何しろ業種によっては元々市場規模が小さな伝統工芸のような仕事もありますし、それだけではやっていけないので税金から補助が出ているような話もありますから、市場規模が大きくならない時点で昇給が発生しないのは当然であり、別に問題はありません。
ただし、伝統攻撃的な日本の文化を守る仕事だから昇給がなくても問題がないからといって、会社からの報酬のみに頼った生活をしていると必ず破綻するか極貧の生活になりますますので、早い段階で転職をするか副業を検討するかしておく必要があります。
給料が安くても転職したくない仕事であれば副業をするしかない。
昇給もないし給料が安いのはわかっているけど、どうしてもその会社で働きたい場合は退職の選択肢が無くなりますので、その状況下であえて働かないといけないのでされば副業をすることを検討しておいたほうがよくて可能であれは副業をメインにします。
そうしておかないと、将来必ず生活が厳しくなるでしょうし、老後の生活の問題も発生する可能性がありますので、最初は今の仕事を継続しながら働ける副業を始めていき、最終的には副業の収入をメインにするような兼業農家のような仕組みを作ります。
家族が増えてくるとか両親の介護問題が発生した場合、必ず相当なお金の負担が必要になりますのでお金がない場合は自分がその対応をしながらアルバイトなどで生計を立てることになり、結局、昇給がなくても継続したい仕事が出来なくなる事が多いのです。
昇給がない会社で働くには安定した副業がないと将来的には難しい。
独り身の時は給料が安くても昇給がなくても自分の趣味嗜好を優先して働くことは別に悪いことではないのですが、いつまでもその状態ではいられませんから結果的に多大なるお金の負担が必要になった際は自分の意志にかかわらず退職をすることになります。
そうなった際にどうしてもその仕事を継続したいと思っても、お金的な問題により働くことが出来なくなる可能性が高いことを考えると、最初から将来のことを考えて副業をメインとして稼げるような状況にしておくべきでありこれの実現は時間が掛かります。
自分がやりたい仕事をしながら副業でお金を稼ぐ方法としては、最近であればインターネットを使ったクラウドソーシングやアフィリエイト等は誰でも初期投資なしで行えるようになっていますし、古典的な株式投資や不動産投資等も大変有効になります。
自分の労働時間に一致しないけど、本業よりも収入が増やせる副業が良い訳ですが、どれをするにも真剣に勉強をしていかないと結果は出ませんので、半年から一年間の期間は勉強の時間に割り当てておき、副業をメインの柱としてやりたい本業も継続します。