退職届の正しい書き方|ブラック企業の嘘に注意する

現在、勤めている会社を退職する場合、必ず必要になってくるのが退職届であり、自己都合退職をする場合、退職届を会社に提出しないと退職の処理がされませんので、必ず管理部の指示に従って速やかに退職届を提出しないといけません。

また、会社都合での退職を強く促されている場合は、退職届を意地でも書かないようにしておき、会社側から脅迫や強要を受けた場合に備えて、会話の内容を録音しておく事をお勧めいたします。案外知らない人が多いのです。

では、退職届はどのようにして書けばよいのでしょうか?

 

 

退職届を書く際には自分の意志で退職することが分かる内容。

 

退職届の書き方については、既に雛形のようなものが決まっていて、「一身上の都合により、退職いたします。」といった感じで、あくまでも自分の意志でこの会社を退職することが分かる文面で書くだけなので、特にかならずこのように書かないといけない理由もありません。

会社としてはこの自己都合で社員が退職をした事が分かる書類が欲しいだけなので、単純にそれに見合った内容で書くだけですから特に難しいこともなく、誰でも数分の時間があれば書くことが可能なので、特に問題はありません。

ただし、一点だけ注意点があり、退職届を書く際には、必ず自筆で直接紙に書く必要があり、パソコンでワードやInDesignを使ってデザインに凝った退職届を提出しても、普通の会社は受け取ってくれないため、普通に差し戻しになってしまいます。

 

 

会社が必要としているのは本人の意志で退職したという証拠です。

 

その理由もとても簡単で、会社側があくまで退職は本人の意志で行われたものであり、会社が無理やり解雇したわけではないことを証明するための退職届ですから、本人の直筆でないプリンター印刷の場合、誰が書いたのかが分からないからです。

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特にブラック企業に言える話なんですけど、会社は社員にとってメリットの有ることは詳しく説明してくれなくても、自分たちにメリットの有ることであれば、積極的な対応をしてきますので、なんとしても手書きの退職届が欲しいわけなのです。

なので、後は内容が分かれば良いだけですから、自分の好きな文章でも、よくあるお決まりの文章でも良いので、自分の意志で退職をしますと手書きで書いて、名前と住所の横に印鑑を押しておけば、会社側が勝手に処理をしてくれて無事に退職処理が完了します。

 

 

会社都合の退職の場合は意地でも退職届を書かないようにして下さい。

 

ブラック企業がよく使う手口として、口頭では会社都合での対象であるといっておきながら、社員には平気で退職届を自筆で書かせ、それにより会社都合の退職ではなくて、自己都合の対象で処理をしてしまうこともあります。

日本の社会のシステムの場合、一度決定してしまった事を覆すのは大変難しいこともあり、しかも自分の意志で書いたとされる退職届を会社側が持っている場合は、後でそれを覆すのは大変な時間と労力、お金がかかる場合があります。

ですから、会社側の一方的な都合で退職を余儀なくされる場合は、一度はハローワークや労働基準局に出向いて、会社でこのような状態になっているのでどうしたら良いのか?、について相談してみると良いかと思います。

ブラック企業の場合、国や地方自治体から多額の助成金等を受け取っていることが多く、会社都合での退職が発生してしまうと、その助成金の受取に支障が出てきてしまうため、退職する社員のことなどはどうでもよく、自分たちの心配ばかりしているものなのです。




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