IT系はブラック企業ばかりで転職しない方が良い話は本当?

年齢が35歳を過ぎても安定して転職をすることが可能な業界といえばIT系の業界であり、正社員以外にもフリーランスとして働く人も多いなどの独特の業界になっていて、将来的に安定している業界ですから人気がある訳なのですが不審な噂も聞かれます。

それが、IT系の業界はブラック企業ばかりなので、転職はしないほうが良いと言った元IT系企業にいたとされる人の話になるんですが、この話は一体本当なのでしょうか?、またIT系の企業は本当にブラック企業ばかりで、転職はしない方が良いのでしょうか?

このような相談をされることがあるんですが、IT系企業はブラック企業ばかりといった話は事実は異なっていて、単純にそう話している人がブラック企業に該当する企業でしか働いた事がないだけであり、Google等で働いている人でしたら対応は異なります。

 

 

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IT系はブラック企業ばかりで転職しない方が良い話は本当?

 

IT系と呼ばれている企業にはブラック企業に該当するとんでもない自称IT企業が多いのは事実なんですが、普通の人であればそのような企業に転職をすることはありませんし、高い技術力や経験があれば、最初からマトモなIT系の企業にしか転職もしません。

確かに安い単価で重労働を要求する自称IT系企業もあるんですが、そういった企業は別にIT系の企業ではなくて実態は多重派遣や偽装派遣を行っている派遣会社であり、単なる人売商売をしている中間摂取企業ですから正直言ってIT系企業とは言えません。

実際に色々なIT系と呼ばれるシステム開発に関わる企業を見てきましたが、福利厚生が一般的な企業よりも遥かに良い会社も多くて、ドリンクも食事代も全て無料でオフィスも綺麗ですし、労働環境も悪くなく、これでブラック企業ならどうなの?って話です。

 

 

自称IT系の企業にしか転職が出来ない実力ならブラック企業が多い。

 

この業界にはIT系企業を名乗っていても、実際には違法な派遣労働を行っている、派遣会社であることが殆どであり、多重派遣や偽装請負等を平気で行っている企業がまともな会社である分けがありませんから、それらの企業でしたら確実にブラック企業です。

IT系の一括りでシステム開発に関わる仕事をしているからと行って、偽装請負や多重派遣を行っている派遣会社もIT系企業に含めてしまうと、当然ですが、IT系はブラック企業しかないと言われても特に不思議ではありませんが、それらは除外して考えます。

IT系企業がブラック企業ばかりなので転職をしないほうが良いと言った話は正しくなくて、事実上の派遣会社でしか働けない実力であるなら、ブラック企業の中から選ぶしかないので厳しい状態になるのですが、実力があるならそうでは福利厚生は良い方です。

 

 

IT系企業に転職をするなら福利厚生を確認して転職をしましょう。

 

多重派遣や偽装請負を行っており、経営者が営業力や技術力をまったくもっておらず、孫請け等で元請けから摂取されるだけの自称IT系企業と、福利厚生に優れていてそこで働く社員のことを考えてくれてている優良IT系企業の見分け方はとても簡単です。

それは、まともなIT系の企業は社員が大変困難で難易度が高い仕事をしないといけないことを経営側がよく知っていますので、福利厚生をやりすぎくらいの対応でサービスしていることが殆どであり偽装請負や多重派遣等は行っておらず、オフィスも綺麗です。

IT系の企業に転職をする際には、確認するべき部分は福利厚生であり、Googleやマイクロソフトなどのように至れり尽くせりのオフィスまでいかなくても、日本の企業でもドリンクや食事代は無料で提供してくれているIT系の会社も普通に結構あります。

 

 

福利厚生に優れたIT系企業は採用条件のレベルが高いことが殆どです。

 

ただし、そういった福利厚生が優れている会社が募集している人材は、本当にIT系の技術者としての実力がある人のみであり、一定水準に達していない人は採用されることはありませんから、IT系の業界に転職をするなら技術と経験を高めていくのが最良です。

1回目の転職で福利厚生に優れているIT系の企業に転職できる実力や実績がない場合、複数に分けながら最初はあえてブラック企業とわかっていて転職をする方法や、転職エージェント等で時間をかけて実績を見に付けて生きながら転職をする方法があります。