現在IT系企業で正社員として働いていて、残業が多すぎてこんな職場は嫌だとか、上司の悪態が我慢できないので退職をしたいと考えている人がいれば、一旦退職をしたほうが良いのかこのまま働いたほうが良いのかを落ち着いて検討していくのがお勧めです。
IT系企業というのは、30歳、40歳を過ぎても安定して転職先が用意されていたり、フリーランスとしての仕事が沢山出回ったりしていますので、一度この業界で安定して働くようになると、将来的に自分の体が健康であれば他の業種よりも安定します。
ただし、自分の体が健康であれば・・・、の条件付きになるのがこの業界の特徴になりますから、30歳、40歳を過ぎている人であっても転職が容易に行える事や、経験さえあれば仕事に困らない状況が発生している理由をよく考えておいたほうが良いのです。
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IT系企業で正社員として働いていて退職をしたほうが良い人の特徴。
会社で嫌なことがあったとか、上司に注意されたから会社をやめるような考えでは何処の会社に行っても通用しませんし、そんな話は会社組織であれば当たり前の話ですから、パワハラとかセクハラに該当する状態以外では退職を検討しない方が無難です。
それとは反対に退職をしたほうが良いケースというのは、例外なく毎日の労働時間が異常に長い場合であり、このような会社は仕事の受け方や経営者の価値観に多大なる問題ある場合が多く、それを改善することは不可能なので、転職の判断が最優先されます。
案外知らない人も多いんですが、会社で働くという行為自体が、経営者の為にやっていることであり自分の技術や労働対価の見返りに報酬を支払っていただくことを条件に会社に長時間拘束されて働いているわけですから、それが経営者の為そのものなのです。
残業時間が異常に多い会社なら退職を検討したほうが良い状態。
その際の労働時間が一般的な常識の範囲内でしたら全く問題はないのですが、IT系業界の場合はこの一般常識を大幅に超える労働をしないといけなくなることが圧倒的に多くて、その原因は経営者や管理側にある事が多いのも特徴の業界です。
その為、他人のために自分の時間と労働を対価にして報酬を頂く正社員の働き方が悪いわけではないのですけど、あまりに残業が多くて毎日終電になるとか、土日も休めないような会社で給料も安い場合は、退職を決断したほうが良い条件になります。
基本、IT系の業界で退職をした方が良い状況というのは、残業時間を含めた労働時間が異常に多い会社で働いている場合であり、その他の人間関係などの問題の場合は何処に行っても発生しますので、パワハラやセクハラ以外は何とか解決をしていきます。
本当、IT系の業界はこの労働時間がおかしなことになっている会社が沢山あって、そこで無理をして働いていると必ず体を壊すことになり、そのまま更に無理をしていくと、不眠症や鬱病の原因になりかねませんので、この点を理解しておく必要があります。
この会社はおかしいと感じたら早めに転職活動を行います。
IT系の業界で働いてみれば分かりますが、多くの正社員が途中で退職をしてフリーランスとして独立していくことがまかり通っている業界であり、他の業界でこれほどフリーランスが多くて、フリーランス案件が多い業界は早々ありません。
私もIT系企業で働いていましたけど、役員側の人材が退職をする場合は、何かしらの経営側の問題があり、その退職をする役員に合わせて部下達が一斉に退職をしながらフリーランスとして独立していく様子を何度も見ていますので、この業界独特です。
この会社はなにかおかしいと感じるようになったり、あまりに残業時間が多すぎる場合などは、無理をして頑張ろうとするのではなくて、このままこの会社にいたら死んでしまう可能性がある位の危機感を持って、早めに退職をする体制を取っていきます。
IT系企業の場合は幾らでも転職先が用意されていますので、入社して間もない人を除き、1年、2年以上の経験があれば容易に転職先が見つかりますから、自信があれば転職エージェントに登録をして連絡を待つか、自分で転職サイトで確認しましょう。