今の時代、正社員のポジションで就職できるだけでも羨ましいと思う人もいるかもしれませんが、世の中には就職しないほうが良かったと思わせるような企業もこの不景気だからこそ存在していて特にIT系を名乗る企業はその傾向が強くハズレも大変多いです。
IT系というのは本来はシステム開発が関わるような企業の事を指す筈なんですけど、全然関係ないWebサイトのデザインとか、ネットを使ったオペレーターのような仕事までIT系を自称する企業が後をたたないので、実際の仕事内容を確認しないといけません。
どう考えてもシステム開発に全く関係ない仕事をしているのに、IT系を名乗っている時点で、その企業がブラック企業である事が分かるんですが、就職や転職に焦っている人はそこまでの詳細を見ることが出来ずに、ついつい企業の主張のみを信用するのです。
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IT系のブラック企業を簡単に見分けて就職・転職を避ける方法。
IT系企業に就職や転職を希望している場合、簡単にブラック企業を見分ける方法は、その会社が自社開発をしているかどうかであり、転職サイトなどに掲載されている求人内容に、プログラマーとかSEなどの職種がない場合は大抵はブラック企業になります。
ここ最近多いのが、Webを使って詐欺紛いのSEOだのSEMなどの検索エンジン上位表示を行っている企業などであり、これらはどう見てもIT系企業ではありませんけど、悪質な企業であれば派手にIT系を装って求人をしていることが多く特に注意が必要です。
SEOとかSEMとか色々とアピールしている企業がありますが、やっていることは大量の意味のないサイトやブログを立ち上げてそこから自作自演のリンクを張ってGoogleの検索エンジンで上位表示をさせようというものであり、今では殆ど無意味です。
IT系ではないのにIT系を名乗っている企業を見分けるのは簡単。
実際にはIT系ではない業務しかしていないのにIT系を名乗って求人を募集している企業は比較的わかりやすいですから、求人内容をよく見て本当にエンジニアと呼ばる職種を募集しているのかを確認すればその企業がブラック企業であるかが簡単に分かります。
IT系の業界に慣れていない人は転職サイトの求人票を見てもよくわからないかもしれませんが、それくらいが判断できないような人がIT系の企業に転職をしようとする時点で大きな間違いですので、必ず求人内容を全て理解できる状態にしておいて下さい。
本当のIT系と呼べるような企業に就職をしていて、そこで5年以上の実績を積んで上流工程の仕事が出来るようになっていれば、将来は何があっても安定と呼ばれている高単価のフリーランスの案件を受けることが出来ますので、本物を選ぶ必要があります。
仕事内容がエンジニアのブラック企業を見分けるのは大変難しい。
転職サイトに掲載されている募集の職種が、本当にIT系のエンジニアと呼べるプログラマー、SE、上流工程のマネージャークラスの募集がされている企業の場合、転職サイトの求人情報だけを見て判別をするのは大変難しいと言った事情があります。
その理由は、自社開発が出来る企業は別として、中小ITの場合、会社によっては事実上の派遣社員と同じように取引先に出向してエンジニアとして働くことが多くて、ブラック企業かどうかはその現場によって左右されることが殆どなので判別が出来ません。
IT系企業の実態は、大抵は派遣社員と同じであったり偽装請負等が日常茶飯事の世界ですから、求人票に書かれていない勤務状態であることが多く、実際に現場に派遣されないとブラック企業なのかも分かりませんし、良い現場であれば本当に待遇が良いです。
また、未経験でも対応できるIT系企業の場合、転職サイトには未経験対応可能とか個以上の期間従業員募集のような求人を掲載していることはありませんので、それで判断をすることも出来るのですが、通常はIT系の企業で未経験可能と募集はありえません。