最近では、会社員とかOL等の一般的に見て転職市場で最も理想とされる働き方では、お金を稼ぐことが出来ないので、退職をして独立をしたほうが良いって啓発活動やセミナー活動をしている人たちが増えてきているようで、それに興味を持つ人も多いです。
しかし、会社員とかOL、いわゆる会社から雇われている正社員の場合は日本国内では最も安定した働き方であると言われていますし、法律でもかなり強固に守られている訳ですから、それをすべて捨てて、退職をして独立をするのは慎重になるべきですね。
退職をして独立をしたら稼げるって根拠などはなくて、確かに自分が経営者とか事業者になれば、全てが利益になる訳ですから、仕事をすればするほど成功をすれば儲かるとは言え、失敗をして全てを無くす人のほうが多いってことを知っておきましょう。
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会社員ではお金を稼げないので退職して独立をした方が良い？
結論を言えば、会社員とかOLをしていても、確かに累進課税が凄まじい日本の給与所得では年収が1000万円を超えても生活にはゆとりが持てずに、税金だけが高くなる仕組みであり、更には外資系企業のように年収5000万円とか１億円とかは厳しいです。
独立をして個人でネットで事業などを始めた場合は、成功すればするほど上限はありませんし確かに税金は給与所得よりも不利になることがありますので、法人化をして一人社長をやっている人もいるとは言え、殆どの人が独立後に失敗をする現実があります。
これを考えれば分かる通り、会社員とかOLでは稼げないから独立をするのではなくて、自分でやりたいことがあるから独立をするって明確な目的を持っておかないと、退職をして独立すれば稼げるって盲信をしていると、その時には既に遅いって感じです。
何故？会社員では稼げないので独立をしたほうが良いと煽るのか？
世の中には色々な人がいて、稼ぐ方法を教えますとか、会社員では稼げないので独立をしましょうとか、それ自体はその人達のビジネスなのでしょうけど、結局はお金に目がくらんでしまって正しく判断ができない人を利用してお金を稼いでいるだけなのです。
その為、格好のターゲットになってしまうのが、会社員とかOL等の正規社員と呼ばれている人たちや、更には派遣社員等で働いている人たちであり、どれだけ頑張ってもそのままでは生活が豊かにならないと言う事実もあり、不安を煽りまくる訳ですね。
そして、セミナーとかに勧誘をして起業独立を促したり、自分たちは独立をして沢山儲かっているので、一緒にガッポガッポ稼ぎましょうなどと勧誘をして、その為はこの商材を買いましょうとかセミナー合宿をしましょうなどと洗脳をしてお金を稼ぎます。
会社員が稼げないのも事実になるのでだったらどうすれば？
実際問題として、会社員やOLをいくら頑張っても、ブラック企業なら年収が300万円もいかないし、優良企業でも1000万円を超えるのは容易ではなくて、税金も高くなる訳ですから、将来が不安になるのは仕方ないのですが、だったら独立は無理があります。
独立をする場合、IT系の経験とか特別な技術を持っているなど、社会的付加価値が高く、更には自分で営業が出来るなどの条件が必須になりますし、何をするにしても退職をする前に人脈などを作って長期間に渡って下準備をしておく必要があります。
それで初めて、独立をして仕事をこなして事業が成立するわけで、正社員での将来の不安を煽ってセミナーとかに勧誘している人たちは、それ自体が商売になっているわけですから、そういった人たちと同じくカモを探してセミナーで稼げるでしょうか？
先ずは年収アップと人脈を作るべく転職エージェントで転職。
会社員がお金を稼ぐ方法としては、より条件が良い会社に転職をして年収を高くする、更には勉強が必要ですが投資などで資産を増やす、ネットなどの副業で売上を上げるなどになるんですけど、それもリスクが必ずありますので、慎重に判断をしましょう。
独立をして成功をすれば確かに莫大な収入を得ることは出来るのですが、それは誰でも実現できるものではなくて、日本ではベンチャー企業として会社を立ち上げても５年以内に90％以上が倒産をしている現実をよく理解してから判断をしていきましょう。
退職をして独立を考えているのであれば、十分にリスクを意識した上で、その決意を実現する前に、人脈作りと年収アップ実現すべく転職エージェントを利用して、自分の実力を確認した後に、それでも成功する自信があれば退職をして独立がお勧めです。