求人票に年齢制限がないのに書類選考で落ちる理由は？

最近では給料は下がる一方で昇給はないのに、残業時間は増加し残業代は支給されないし、土日も休みがないので、こんなブラック企業ではもう働けないって人が増えてきていて、転職業界は賑わっているようですが、転職は想像以上に難しい現実があります。

その理由はとても簡単で、求人票を掲載する側になってみればすぐに分かるんですけど、その逆で転職をする側しかしならいと、何故？って感じになるのですけど、今は少しでも条件が良い求人を掲載すると100人単位で求職者が殺到するのがその理由です。

相当能力が高い人材であれば、ヘッドハンティングで高待遇を提示する企業から引き抜かれるものですが、残念ながら大多数の人はヘッドハンティングの経験すらない人が殆どで、自分でより良い条件の転職先を探して自己責任で転職をしないといけません。

求人票に年齢制限がないのに書類選考で落ちる理由は？

そこで転職サイトなどを見ると色々と気になる転職先が見つかりますので、転職サイトから書類選考の応募をするわけですが、何故か毎回お祈りと呼ばれている、書類選考落選の通知ばかりが届き、全く面接にすら進めないので困っている人が本当に多いです。

更には何回転職サイトから書類選考の応募をしても、求人情報の条件は満たしているのに何故か必ず書類選考で落とされてしまう原因も分からず凹んでしまうのですが、この場合は実は表には出ていない、内部的年齢制限で落とされていることが多いのです。

年齢や性別について、求人票に掲載してはいけない趣旨のルールを政治家が勝手に決めてしまい、それで本来は求人票に掲載していた年齢制限が非公開になってしまったものの、当然ですが採用する側としては表記がどうなろうと年齢制限は設定しています。

年齢が30歳を超えているだけで無条件で落とされることも多い。

基本的に、人材を採用する側としては年齢が若くて能力が高く、指示されたことだけをやってくれる人材を優先して探している企業も多く、経営側を補佐するような人材なら別でしょうけど、一般的には経営的な実務経験は無い人が好まれることが多いです。

また、年齢が30歳を超えているだけで、その他の書かれている重要な実務経験や資格などは一切確認すらせずに、システム的に書類選考で落としていることもありますので、この場合に関しては年齢の問題だけはどうしようもないので諦めるのが基本です。

ただし、年齢の上限リミットが30歳とか35歳に設定されていても、一応書類選考に応募してきた求職者のスキルシートや職務経歴書、個人情報などを全てチェックしている会社の場合、年齢が多少オーバーしていても優先的に面接に進むことも結構多いです。

年齢制限を超えている理由で落とされるのか能力の問題なのか？

正直言って、年齢だけをチェックして求職者を無条件で書類選考で落としている企業の場合、かなりの確率で使い捨ての兵隊を求めているブラック企業であることが多く、その類の企業は求人票はとても良く見ても、中身はブラックなので逆に落ちるべきです。

しかし、表向きは制限年齢を表記しておらず内部的に年齢上限30歳とか35歳とか設定している企業の場合、応募者の情報の詳細を確認して書類選考の合否を決めている為、それで落とされているのであれば、完全に能力不足なので落とされて当然なのです。

では、応募者が一体どうやって、採用の合否を決めている企業の内部情報をしればよいのか？、年齢制限だけで不当に落とされている企業を事前に知ることが出来るのか？といえば、それを知ることは外部の人間には不可能なので、ある方法で対策を行います。

完璧な方法ではないのですが、通常の転職サイトではなくて、転職エージェントと呼ばれている、個別に担当者が付き、適切な転職先を紹介、斡旋してくれる転職支援を受ければ、一般の転職サイトでは知ることが出来ない内部情報なども知ることが出来ます。

ただし、転職サイトは誰でも無料で利用できますが、転職エージェントも無料で利用できるとは言え、過去の年収や資格などに制限がもたらされていることが多く、一定水準以上の人材のみを扱う転職サイトのため、よりよい条件の転職先が多数用意できます。