将来性のある会社を見分ける方法|社長よりも専務を確認

通常、転職をする場合においてその会社の業績を見たり、給与などの待遇を確認したり、最高経営責任者である社長のことを調べたりする人が多いと思いますが、個人的な感覚で言えば、社長ではなくて専務の実態を見たほうがその会社の将来性が分かりやすい事が多かったので、そちらについて書いてみたいと思います。

なぜ、社長よりも専務を見たほうが良いのかと言えば、一般的には社長は経営側としての営業に専念をしており、既存の取引先との接待をしたり、挨拶回りをしたりなど、保守的な役割をしていることが多くて、新しい分野に目が届かない人が日本企業に多かった気がします。

Appleのスティーブ・ジョブズさんとか、ソフトバンクの孫正義さん等のようにカリスマ性を持った積極的な経営者なら別でしょうけど、どちらの経営者も日本式の経営方針ではなくて、アメリカ式の経営方針の方ですから、経営トップが常にナンバーワンとして組織を率いているようなイメージになりますね。

 

 

目次

日本の企業は専務が実務を取り仕切っていることが多い。

 

しかし、日本の多くの企業はそうではなくて、社長はたしかに1番トップのポジションにいるわけなんですけど、実務の人ではなくて既存の取引先との友好関係を守るような保守的な営業側の人ですから、実務に関してはナンバー2のポジションにいる専務のほうが圧倒的に高い実績を持っている会社をよく見てきました。

その為、新規事業を立ち上げるなどは専務が積極的に行っていて、社長は何が起こっているのかよくわからないけど、会社の業績が良くなるのであれば、やってくれればよいし、会社の業績が悪くなるのであれば、そのような事業は許さん!と言った感じで、結果だけを知れば良いよう流れになります。

全てがコレに該当するわけではありませんが、大抵の企業を分析すると、実務を取りまとめて、実務を動かしている社内の経営側の人間は実は社長ではなくて、専務であるような会社が多いわけですし、社長がすべてを仕切っている企業は大抵は超ワンマンのブラック企業だと思われます。

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ですから、その会社の将来性を見極める際には代表取締役社長ではなくて、会長でもなくて、専務の人間性や将来へのビジョン、今後の社内での方針など、それらを見て確認をしたほうが大変わかりやすいことが多く、専務が良い会社は将来性も高いと言った仮説が立てられるかと思います。

 

 

社長が頂点に立つ日本の企業は超ブラック体質の企業が多い。

 

では、専務ではなくて社長がその組織内で最も強いリーダーシップをとっている日本の企業を見ればどうなのかと言えば、既にご説明しているとおり、大抵が超ワンマン企業であり、ブラック企業であり、将来性など皆無である企業が殆どです。

また、そのような企業の場合、専務は形だけの傀儡役員であることが殆どであり、名目上は専務の肩書であっても、何も出来ない、何も意見すらいえない、社長のしたについてイェッサーばかりを声に出している事が殆どなので、見ればすぐにわかります。

大体、組織のNo.2がNo.1に全く意見すら出来ないし、事業経営の決定権も持たされていないような企業であるなら、それ以下の末端の社員たちは更に過酷な摂取が行われていることにほかなりませんから、それを確認するためにも専務の実力を見るのは重要です。

結論から言えば、専務が仕事ができて強いリーダーシップとっていて、新しい事業経営とかも随時行っているような会社の場合、社長はそれとは異なる会社の営業的な役割をこなしていることになりますので、結果的にその企業は上手く回っているといえます。

これまで、ブラック企業で専務が優秀である企業を見たことがありませんので、転職先の企業を見る場合、特に面接の際に役員面接がありますけど、そこにでてくる専務や社長の態度を見ながら、この会社の本質を分析するのが良いかと思います。




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