最近では、転職サイトを運営している企業も多角的に求人を募集するようになってきていて新しい転職方法として個人間でヘッドハンティングをしたら報酬を払う類のサービスが登場している状態なのですが、これは大変危険なので手を出さない方が無難です。
友人等で転職先の企業にふさわしいと判断をしたら、その友人に転職をするように勧誘を行い、その友人が無事に転職をしたら紹介社に報酬が数十万円支払われるという仕組みなのですが、これの何が危険なのかについて分かった人は頭が良い人ですね。
企業側としては、友人同士なのだから信頼関係がありますので、その信頼関係を使って現在勤めている企業を退職させてから、転職サイトに登録をしている企業が欲しがっている人材を斡旋して欲しい訳なのですが、それで数十万円の報酬が出るわけです。
そうなると、数十万円の報酬目当てで、親しい友人たちに片っ端から声をかけて転職をさせようとする輩が必ず出てくることになり、当然素人なわけですからありもしないことをでっち上げで何が何でも転職をさせようとする人が出てくるのは当然の話しです。
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高待遇の転職の話を持ちかけてくる相手は必ず疑ってかかります。
通常、自分が転職サイトや転職エージェントに登録をしていて、転職先を探して企業からオファーを待っている場合以外で、転職の話を持ちかけられた場合はあり得ませんので、そのような状態になっている時点で真っ先に話の内容を確認しないといけません。
特に友人から転職の話を持ちかけられた場合、通常ではありえないことが起こっているということですから、その友人が会社を立ち上げて自分の会社に誘っているのでしたら分かりますが、全く関係のない会社に転職を促してくるようになったら本当に危険。
何故なら関連性のない会社への転職話を持ちかけてきている時点でそれ自体が何かしらの隠されたお金が動いている可能性が大変高いということであり、転職をさせることが目的ではなくて、その勧誘をすることにより報酬を得ている可能性があるからです。
転職というのは自分の人生が大きく変わってしまったり、影響力を与えてしまうくらいの重要な選択肢になるわけですから、それをたとえ友人であっても、他人の利益だけのために自分の人生を使ってお金を稼がすなどはあってはいけない話になります。
純粋に転職先を紹介しているのかカネ目当てなのかで決別も検討。
友人から、転職の勧誘話があった場合、純粋に何も金銭的な裏がなくて、本人の為を思ってその話を持ちかけてくれているのであれば、全然問題はなくて、一緒になって転職の相談をしていくと、更に信頼関係も高くなり、より良い選択肢も増えていきます。
しかし、親切に転職先を紹介するふりをして、実は数十万円の報酬を転職サイトを運営している企業から得るために、それらの事実を隠して転職の勧誘をしている場合は、次第に強引な勧誘になっていきますので、何かがおかしいと感じるようになります。
その際に、友人にお金のやり取りがないのかを必ず確認するようにしておき、何かしらの金銭を得ていて、それを黙って転職の勧誘をしてきているのでしたら、その時点で友達を利用して多額のお金を稼いでいるマルチ商法や宗教団体と全く同じなのです。
本当に親しい友達の人生を利用して数十万円の報酬を得る人はいない。
そもそも本当に親しい友人だと思っている人に対して、その人の人生に大きく影響をあたえるような転職の話を、実は報酬目当てでそのことを隠して、良いことばかりを営業的にはなしつつ、時には泣き落としも入れて執拗に勧誘している時点でもう駄目です。
本当に親しい友人相手に、友人の人生を利用して無理やり転職をさせて、自分はこっそりと多額の報酬を得ていた等は、あり得ない話ですから、残念ながらそのような行為をしてくるい相手がいれば、友達なのではなく単なるマルチ野郎と認識しましょう。
その判別方法は以外に簡単で、最初は友達なので心配してこの転職話を持ってきたって感じで接してくるのですが、反応が好ましくないと、その後は本当に執拗に転職の勧誘をしてくるようになりますから、それでこれは金の匂いがすると容易に判断出来ます。