書類選考で落ちる履歴書や職務経歴書の特徴と改善方法

日本企業の転職の際に必ず必要になるのが履歴書と職務経歴書になりますので、この2つの書類は大変重要になるため、出来る限り事実を正確に書いていかないといけなくなるんですけど、中々それを書くのが難しいと言った現状があります。

その為、本来書くべき内容を正しく書けなかったり、書かないほうが良いことをついつい出来心で書いてしまう人も出て来る訳なので、どのような履歴書や職務経歴書を書いてはいけないのかについてご説明したいと思います。

最初に書類選考で落ちやすい履歴書と職務経歴書になるんですけど、この場合は履歴書に書かれてあることはあまり重要ではなくて、職務経歴書に書かれている内容の方を住することが大半ですから、大抵は職務経歴書の方を重視していくのが普通です。

書類選考の通過の条件は履歴書よりも職務経歴書になります。

何しろ、履歴書というのはその本人が誰なのかを証明する書類ですから、年齢や学歴などを詐称していない限り、一目で応募要件に満たしているかがわかりますし、その他の資格や志望動機なども、一般的な内容でしたら特に問題になることもありません。

ただ、注意点としては履歴書の写真が誰が見ても一般常識がない感じの、X-JAPANのような髪型をしているとか、時代劇に出てくるちょんまげであるとか、金髪で眉毛をそっているとか、普通の社会人として著しく問題がある場合は話が別になります。

履歴書で書類選考が落ちる場合としては、あからさまに汚い字で書いているとか、書類を見てちょっとこの人は普通に日本語が理解できないとか、そうったレベルの話になりますから、普通に書いていれば履歴書で落ちることはない感じですね。

まあ、そのような写真を転職先の企業へ提出する履歴書で使う人はいないと思いますので、書類選考の際には職務経歴書の方をしっかりと確認して書いておくべきであり、書類選考の通過はそれで全てが決まると言っても過言ではありません。

書類選考を通過させる職務経歴書の書き方について。

転職の際の最初の関門である書類選考を通過させる方法ですが、職務経歴書が大変重要になりますので、この書類をどう書くかでそれが全て決まってしまうことを考えると、ある程度時間をかけてゆっくりと慎重に書くのが良いと判断できます。

転職サイトなどに企業が掲載している求人情報というのは、具体的にその求人票に掲載している要件をみたいしている人材を募集しているということですから、それを書いた職務経歴書で落とされるということは、要件を満たしていない事になります。

大抵の企業の場合、出来る限り優秀な人材が欲しいわけですから、書類選考の際に求人の要件を満たしている人材とはなるべく面接をしたいのが本音な事を考えても、書類選考で落とされる人というのは、やはり要件を満たしていない人そのものになります。

よって、書類選考を通過させる為の職務経歴書と言うのは、例えば、求人票にウェブデザイナー募集とあり、条件としてウェブデザイナーの実務が経験3年以上で年齢は30歳以下と書かれていれば、その要件を満たしつつ、企業側に興味を持ってもらえる職務経歴書を書けば良いことになります。

この場合の合格する職務経歴書の書き方としては、ウェブデザイナーの経験は4年であり、更にフォトショップやイラストレーターを使った素材の制作が行えて、Javaスクリプトを使ってコーディングも可能と言った感じで、関連する仕事の項目を増やして企業にアピールすると、大抵の企業で職務経歴書が目にとまることになります。

注意点としては、オラクルやJAVAを使った開発にも関わっており、プロジェクトマネージャーとして3年ほどの経験もあります・・・などのようにWebデザイナーの常識からあまりに過大なアピールをしたら逆効果になるということです。

年齢に関しては履歴書で何とか出来るものではありませんけど、企業によってはこれまでの実務経験や実績と照らせあわせて、その分で年齢32歳でも採用対象になることもありますので、この部分は企業側と相談をして見る価値は十分にあります。