ブラック企業に勤めていることを自分で理解している人であれば、もう何処にも転職が出来ないなどの特別な事情でもない限り、その会社に何時迄もしがみついているのではなくて、もっと良い働き場所を求めて転職活動をするのは当然の話になりますね。
ブラック企業だと分かっていても、年齢が40歳を超えていて特殊な技術や経験もないので、生活のことを考えると何としてもこのブラック企業にしがみついてでも、生活を守らないといけない人などであれば、限界まで退職はしないのかもしれませんが・・。
通常は、早い段階で転職活動をすることになるのですが、ブラック企業でやってはいけないのがうっかりと上司や会社などに退職や転職の相談をしてしまうことであり、これをやってしまうとあらゆる手段を使って転職や退職の妨害をしてくることになります。
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ブラック企業が退職相談を親切に対応するのは辞めさせない為です。
私の後輩もブラック企業に転職をしてしまって業種はIT系の会社だったんですが、うっかりと転職の相談を上司にしてしまったら、親切そうに相談をするふりをして転職先が決まっているのか?、会社名や待遇などを全て聞き出す対応をしてきたそうです。
当時は何も知らなかった後輩は上司が自分の転職や退職について親切に相談してくれているものだと思って、転職を予定している会社の名前や今後の予定などを全て話してしまったらしいんですが、ブラック企業画素のような対応をするには理由があります。
その理由も正にブラック企業としか思えない理由であり、親切そうに退職の相談をしてきた社員から情報を聞き出し、それを元にしてあらゆる妨害をする為に転職先や予定などの詳細を確認してそれがわかった後は対象の社員を徹底的に追い込むのが目的です。
親切そうに相談を受けていた上司が豹変してお前を殺すと言い始めた。
後輩が退職と転職の相談を上司に始めてからしばらくすると、突然上司が豹変してしまい、退職をしたらお前を殺すとか、転職先に断りの連絡をしておくので転職をするのをやめろとか、脅迫とも思える行動を取るようになったのは正にブラック企業ですね。
普通の人であれば、親切そうに対応してくれていた上司からこのような脅迫を執拗にされてしまうと人間不信になったり精神的に相当凹んでしまったりして、結局退職をすることが出来ず会社の言いなりになってしまうのでしょうけど、後輩は違っていました。
基本的に会社を退職をしたらお前を殺すとか、転職先に断りの電話を入れておくとか、そんな事を会社の上司がやっているのであれば、完全に犯罪になりますので警察に相談に行くべきなんでしょうけど、気の弱い人であれば大抵はこれで負けてしまうのです。
ブラック企業からの転職相談を会社や上司にしてはいけない理由。
タイムカードを押してから残業をすることを強要されているとか、労働時間が長すぎるとか、昇給の見込みが全く無い等、それで退職をする歳にブラック企業だと分かっていなくても、不満があり退職をする場合は会社や上司と相談をしてはいけません。
もちろん、ブラック企業ではなくて、信頼できる企業で別に会社に不満があって退職をするわけではないのですが、海外に留学するとか更に上位の会社に転職をするなどの理由でしたら、積極的に会社や上司に退職の相談をした方が有利になる場合があります。
例えば、海外の語学留学をしたいので退職をする事を上司に相談すると、有給の消化を優先してくれたり、残業をしないように手配してくれたりすることもありますので、これがあるとないとでは全然その後の流れが違ってきますので、是非相談をしましょう。
ただし、ブラック企業であり退職をする理由がこんな会社でもう働きたくないとか、上司や会社がおかしいとか給与や待遇に不満があって退職をする場合は、それを上司に相談をした時点で退職を引き止める材料に使われるので絶対に相談をしてはいけません。