現在、年齢が35歳を過ぎている人の転職先がない話や、仕事が無い話がよく聞かれますが、実際には仕事は沢山あり常に多くの求人が出されている状態であり、仕事がないわけではないのですが、能力が高い人向けの求人しかないのでそのように感じます。
試しに転職エージェントに登録してみればわかりますけど、35歳以上の年齢の人向けの求人情報は実は沢山掲載されていて、年収も一般的な転職サイトよりもかなり高めの1000万円を超える求人も少なくないのですが、どれも要件が高くなっています。
年齢が高くなるほど、専門性が高い人や特殊な技術を持っている人でないと非公開求人を見ることすら出来ない為、年齢が35歳を過ぎたら転職先がないと言った話が浸透しているわけですが、現在の状況でそれですから10年後はどうなるのかと言えば・・。
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工場で単純労働をしている人は10年後に向けて転職をした方がよい。
現在、工場や製造業の現場で働いている人も沢山いて、未経験者でも働ける職場が多くてリストラされた際などでは、最後の砦のような求人に対して、藁にもすがる思いで書類選考の申し込みをした人も結構いるでしょうし、仕事自体は沢山あります。
ただ、現在はIT化やAIなどの進歩が大変凄まじくて、10年、20年前にはなかった仕事が沢山出てきている傍ら、昔からあった誰でも出来る仕事が日本国内でどんどん少なくなってきていて、今から10年後には仕事自体が消滅する職業もあると言われています。
その代表的な仕事が工場などで単純労働をしている人の仕事であり、将来的には今よりも更に機械化が進んでいくことになり、現在人がやっている単純労働的な仕事がなくなると言われていますし、実際にその可能性が大変高いのは現場の人も知っています。
シフト制で定時で帰宅できる工場で働きながら将来を学ぶ。
現時点でも年齢が35歳を過ぎた人の求人情報を知りたい場合は、非公開求人を扱っている特化型の転職サイトに登録をしないと求人情報すら見れない状況ですから、今後この状況は益々加速してくことが予測されますので、年齢に見合った実績が必要です。
その実績というのは、工場で素早く仕事が出来るとか無遅刻無欠勤で仕事が出来るなどではなくて、そのような実績があっても工場内で円満に仕事が出来るだけで一歩外に出れば全く実績にもなりませんので、具体的に社会で通用する実績が必要になります。
その状態で工場で指示された仕事だけをやっているような状況では、その環境が将来的に継続していくのでしたら別かもしれませんが、恐らくは殆どのケースでそうはなりませんので、なるべく早い段階で将来に向けての転職活動をしないといけません。
5年10年と単純労働を繰り返しても何の実績にもならない。
これ、私の友人も実際に某大手企業の工場で働いていて、実際そうなったから分かるんですけど、大手企業の工場もいつ閉鎖するかわからない時代であり、その間に現地で働いている人の2倍位の報酬を得ているからと言って何もしなかった人がどうなったか？
大手企業の経営方針の転換により、工場が閉鎖されて海外に拠点を移した等で一斉に全従業員が解雇されることになったんですけど、何もしていなかった人たちはその後の転職に大変困ったらしくて、日々デザインの勉強をしていた友人だけが転職出来ました。
結構前の話なんですけど、今後の工場などで単純労働をしている人はそこでベテランになっても将来的に仕事がなくなる可能性が大変高いですから、転職エージェント等の特化型サイトに掲載されている業種に転職をするための準備をしていくのがお勧めです。
別にそんなものはしなくても良いだろうと思われるかもしれませんが、10年後に今よりもIT化が進み完全にAIが導入された時に工場の単純労働の仕事があるのか？、仮にあってもその工場が日本で稼働していのか？、それを考えると余裕はないでしょうね。