転職サイトに掲載されている求人を見ると年齢が35歳以下の求人が大半であり、その中でも35歳は殆どの求人で上限値になっていて、募集の職種は管理職やマネージャークラスの人材ですから、実際の実務的な募集は30歳以下であるなども普通です。
これは一般的な大手の転職サイト全てに当てはまることが殆どで、年齢が35歳以上の人は年功序列で給与が高く設定されていることが多く、そのような求人は転職エージェントや特化型の転職サイトなどの非公開求人を確認しながら転職先を探していきます。
転職サイトの書類先行で50社から不採用通知が届く人は特化型の転職サイトや転職エージェントを知らない人も結構いらっしゃいますので、特定の分野に特化した技術や経験を本当にお持ちであれば、一度転職エージェントを利用して見たほうが良いですね。
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書類選考で50社不採用な人の特徴と転職を成功させる方法。
これまで、書類選考で50社以上の不採用通知が届いていて、応募総数の9割以上が不採用通知だった人を見てきていますが、ある決定的な特徴があり、それ何かと言えば、応募を行ったのがどれも似たような業種や職種ばかりに応募しているという事でした。
これって、知らない人が見れば希望する業種や職種に応募するのが普通だろうと思う方も多いかもしれませんが、既に50社以上も同じ業種や職種に応募していて書類選考で落とされている時点で、適性が全く無いか業界で需要がないかのどちらかになります。
人材を採用する企業としては必要としていない人材は当然書類選考で落としますし、それはどの企業であっても変わりませんので、例えば50社に対してIT技術者として応募をして全て不採用であるなら、企業とかではなく業界全体で需要がないことになります。
業界全体で需要がない人材を採用するのはブラック企業だけ。
企業単位で個別に必要とする人材が異なるとかであり、本当に仕事が出来る人であれば、書類選考が50社から不採用になることはありませんので、その時点で業界全体から需要がないのに、何度も同じような職種に応募をしている事自体が間違っています。
このまま、自分の意志を貫いてどうしても働きたい業種や職種に引き続き応募をしていても結果的に書類選考ですら通過しないわけですから見込みがないものに対して執着心を持ってしまうと損切りが出来ずに大損をする投資家のような状態になりかねません。
業界全体で需要がない人材をなのに、いつまでも希望する業種や職種にしがみついていると、かなりの確率でブラック企業に到達することになり、やっと採用されたと喜んで入社をしてみれば、実は求人内容とは全く異なる条件で働く事になりかねません。
転職活動が上手く行かない場合は同時に他の職種にも応募する。
30代以上で転職活動が上手くいかない人の特徴としては、転職の際に同じような職種や業種に応募しているということであり、更に正社員での待遇や一定以上の福利厚生を求めている人が多いのですが、それに見合った人材でないと真っ先に落とされます。
この場合、転職は企業側のほうが選ぶ権利が高いことが多くて、どうしてもヘッドハンティングをしてまで欲しい人材であれば企業側の方から頭を下げて多額の報酬や福利厚生等を提示して勧誘をしてきますが、普通の人はそのような状況ではありません。
結局は、あまりに高望みをしすぎていて、現在の自分の実力と人材を求めている企業側のミスマッチに気が付かないまま、同じことを延々と繰り返すことになりますから、転職が上手く行かない場合は、他の業種や職種を選び非正規の求人等も選択しましょう。