面接で落とされた回数だけ転職の成功へつながる秘密

一般的には企業への転職を希望する場合、書類選考後の面接で落とされてしまったら、相当へこんでしまう人が大半であり、面接で落ちた後に笑顔で食事をしているような人は、多分かなり変わった人位しかいないのではないかと思います。

書類選考でお祈りが速攻できた場合でも、本命の企業であれば凹んでしまうのは当然なんですけど、書類選考を通過した後の面接で、実はやっぱり落ちてしまった・・・、そうなるとショックは2倍、3倍と増大する事になりますので、やはり凹みます。

しかし、この面接で何度も落とされている人というのは、実は大変貴重な経験をしている人であり、確かに何度も面接で落とされている最中は当人は精神的にも落ち込んでしまうのかもしれませんが、それを何度も繰り返すことにより貴重な経験をしています。

これ、結構な人が気が付かないんですけど、面接で落とされた回数だけ、実は転職への成功へつながる経験をしていることになるのです。

面接で落とされた回数だけ転職への成功へつながる秘密。

では、何故、面接で落とされた回数だけ転職への成功につながっているかと言えば、当然、企業の面接自体を通常は何回も繰り返すものではありませんので、それを他の人よりも数多くこなしている事自体が、既にメリットになっています。

異なる企業へ何度も出向いて面接をしているとわかりますけど、その企業の独特の考え方や面接官の考え方がよく分かるようになり、この企業は求人票にはこう書いていたけど、実は全然違う自在を求めていたのか、のような感覚を持つようになります。

更に面接に慣れてくると、最初は緊張をしてうまく話ができなかった人でも、いつのまにやらハキハキと話をすることができるようになり、最初の頃は受け身でごそごそしていたような人が、堂々として面接で対応できることになることも普通にあります。

それを何度も繰り返していると、当然対人スキルが自然と身についているわけなので、相手が何を思ってそのような質問をしてきているのか、どのような回答を求めているのかが分かってくるようになるわけですね。

この類の能力を身につけるのは実は意外と難しくて、中々身につかないものなのですが、面接で何度も全く異なる相手に同じことを繰り返していると、自然と身につくものなのです。

なぜ？、面接で何度も落とされるのかを自分で分析する。

しかし、流石に面接で何度も落とされている状況になると、何かしら本人に関係のある要因があることも否定出来ないため、それについて自分なりに分析をしないといけなくなるのですが、書類選考を通過しているのに、面接で落ちる理由はなんなのでしょう？

その場合に考えられるのが、書類選考で提出している書類の内容と、面接の際に受け答えしている内容があまりに違いすぎることや、単純に他の人でもっと適任者がいた場合など、これに関しては企業側でしか判断ができませんが、大凡を予測していきます。

その分析方法としては、面接時に面接官の対応はどのようなものであったか、それで判断するのが最も分かりやすく、真剣に対応していたのか、笑顔で雑談をしながら対応をしていのかによって、相手企業の考え方が何となくわかってくるものです。

面接官の対応が常に真剣だった場合、採用したい人物ではあるのですが、何か他に気になる点があり、それがクリアで期待ないために、採用できないこともありますし、逆の場合で面接官が笑顔で対応してきた場合は、その時点で採用する気は殆どありません。

また、最後に面接官が深々と頭を下げた時点で、ほぼ、その面接は失敗状態になっている訳ですから、それらを踏まえて、何度も面接をしていく際に他の人が見えていない部分をよく観察していくと、落ちた分だけより良い企業への転職へつながります。