転職時に月収にみなし残業代が含まれていないかを必ず確認

転職をする際には、最も気になるのが転職先の企業から支払われる月収になる訳ですが、転職を希望する側は面接を受ける側なので何かと腰が低くなってしまって思ったことを全て伝えることが出来ない等もよくありますし、大半が遠慮しがちになります。

面接を行い採用をする側と採用をされる側と言うのは、常に立場が全く異なりますし、面接を受ける側というのは相当能力が高い人材でない限りは常に腰が低い立場になりますので、最も確認しておきたい待遇面についても大まかな質問しか行えないものです。

しかし、この月収等の待遇条件と言うのはもっとも重要な確認事項であり、単純に月収30万円と求人情報には記載があってので全く待遇面に触れずに転職をしてみたら、実は月収は15万円だった・・・と言った状況になることが大変多くなっています。

 

 

目次

転職時に月収にみなし残業代が含まれていないかを必ず確認。

 

転職の際に給与面の待遇や労働条件を曖昧にしておくと、自分が想定していない状況で働かないといけなくなることも多くて、その中でも給与について額面だけで確認をしていたら実は想像よりも遥かに低い金額だった等もブラック企業ではよく聞かれます。

その代表的な事例としては、月収が30万円と聞いていたので安心して転職をしたら、実は30万円の中には50時間分の残業時間の労働がみなし残業として含まれており、どれだけ残業をしても残業代は全く支払われないとんでもないブラック企業の話です。

このような企業ではどれだけ働いても月収は30万円の固定であり、毎月100時間残業をしても残業代は一円も支払われない状況で働かなければならず、このような労働条件で社員を採用している企業はブラック企業と呼ばれても仕方ない労働環境になります。

 

 

ブラック企業は都合の悪いことは全て隠して面接採用を行います。

 

ブラック企業の手口としては、書類上の見た目は大変素晴らしいやり甲斐のある会社であることを求職者にアピールを行い、それを見て書類選考の応募をしてきた求職者の中から扱いやすい人材を採用してから徹底的に摂取した状態で長時間労働を強要します。

当然ですが、普通の人は月収30万円ですけどみなし残業50時間分がその金額に含まれていて、それ以外の残業代は全く出ませんと転職サイトの求人情報に記載があれば、先ず応募する人はいないでしょうけど、月収30万円で残業代ありなら興味を持ちます。

これが典型的なブラック企業の人材集めの手口になるんですけど、転職に慣れていない人であれば、月収30万円で残業代が出ますと書かれていたらこの転職難のご時世ですから、大抵は優先的にその会社を転職先として書類選考を応募する事になります。

 

 

みなし残業を隠して求人を募集している会社の残業時間は膨大。

 

通常、残業代については毎月の基本給とは切り離して考えるべきであり、面接をする側も当然、基本給を基準にした割増の報酬が残業をした時間に合わせて支払われると認識している筈なのですが、そのことを全く伝えずに平気でブラック企業は採用します。

その結果どうなるかと言えば、みなし残業の事実を隠して人材を募集しているブラック企業というのは、極端に残業時間が長時間に及ぶことが圧倒的に多くて、その結果必ず体調を壊してしまい、最終的には鬱病やパニック障害等の重大な疾病で働けなります。

転職をする際には面接をされる側なので、月収等の報酬面については詳細を確認しにくいかもしれませんが、この月収の詳細を確認しておかないと実はみなし残業が全て含まれている場合や実際の月収は予定よりもお幅に低いなどの事例が多いので要注意です。

転職をする側と言うのは立場が弱いので、月収などの待遇についての詳細を面接を受ける企業に聞きにくい場合は転職サイトや転職エージェント等に確認のお願いの相談をすれば快く対応してくれる場合もありますので重要な項目ですから必ず確認しましょう。