最近、何かと世間を賑わしているブラック企業になりますが、今後もこのような企業はなくなるどころか、益々増えていく要素しか今の日本にはなく、肝心の政治家と言えば、自分たちの利益にならないことは一切しませんので、ブラック企業の大航海時代の幕開けのような現在になってしまっている感じでしょうか?
新大陸を発見したら莫大な報酬を得ることが出来ると誘われて船に乗ってみると、実は過酷な奴隷としての労働が待っていたとか、船長などが無能なため、途中で船が難破してしまって帰らぬ人なってしまったりとか、ブラック企業は大抵このような感じです。
ただ、世間では極めて悪い待遇で体を壊すまで働かされるようなイメージしかないブラック企業であっても、一つくらいはなにかのメリットが有るかと思いますから、そちらについてどのようなメリットがあるのかを考えてみたいと思います。
目次
ブラック企業に就職・転職をする際のメリットについて。
さて、それでは早速ですが、ブラック企業に就職や転職をする際のメリットについて考えると、正直言ってブラック企業には何もメリットがないような印象しかありませんが、それでも世の中に存在している以上、何かは一つは役に立つ要素があるはずです。
ただ、ブラック企業といっても、人の価値観により色々とありますので、どのような状況でブラック企業と定義されているのかによって全く状況が異なるため、ここではブラック企業=労働時間が多くて賃金が安い企業として扱っていきたいと思います。
そこで、ブラック企業の唯一のメリットに関して言えば、多分、自分の将来の目標を明確に強く設定できることではないかと思いますし、このきっかけを作ってくれるのもブラック企業になるのではないでしょうか?
ぬるま湯につかっていると人は必ず骨抜き状態になります。
これがどういう意味かと言えば、中途半端に居心地が良い企業に務めていた場合、特に生活に困るわけでもなくて残業もほとんどないけど、将来性もあまりないと言った状態になることもありますが、そのような状況では人は先ず努力をしません。
余程強い意思決定が出来る人なら別でしょうけど、ぬるま湯につかっているような状態になると、人はとにかく楽をして過ごそうとする習性がありますので、年収300万円でもここだと楽で座っているだけでいいので、まあいっか・・・と思います。
しかし、これが超絶なブラック企業になると、年収300万円でこんなに朝から晩まで働いて、散々文句を言われても頑張っているのに、毎回このような待遇をされてしまっては、とてもではないけど、やっていられないと感じることになります。
その結果、こんな会社辞めてやると思うようになり、どうしたら今の状況を抜け出せるのかを考えると、今と同じ仕事をやって待遇が良い会社に転職をするとか、全く別の仕事をしても今よりかは遥かにマシであることに気がつく人もいるわけです。
強い人はブラック企業が糧になり弱い人は永遠に摂取されます。
ただ、ブラック企業に努めていて意思の弱い人、自分の考えを持たない人の場合は、最後までいいように利用されて体を壊して退場をするだけになりますので、そのような性格の人は、ぬるま湯につかっているような企業を選ぶべきですね。
ブラック企業に転職をして、メリットが出るのは強い意思決定が出来る人であり、ある程度の体力がある人になりますから、そのような人の場合は、大抵ブラック企業に転職をすることにより、眠っていた潜在能力が覚醒したりするものです。
転職をする際には、特に自分で意思決定が出来ない人、他人の指示がないと何も出来ない人はより慎重に最初からブラック企業に転職をしないように注意をしておく必要が有るため、自分でその判断ができない場合は、「【マイナビクリエイター】」や「工場ワークス」等で転職に関する適正相談や、適切な転職先を紹介していただくのが良いかもしれません。
意思決定の強い人は、どんとこいで、ご自分で気になる転職先を探しながら、ガンガンと気になる企業をみつけて、城攻めのように攻めていきましょう。