どちらが良い?高額報酬なフリーランスと貧困な派遣との違い

以前であれは会社に雇われて正社員として働く人が殆どだったのですが、最近では派遣社員として働く人が大変多くなってきていて、それにより全体的に国民の所得が減っているってデータが日本政府から公開されていますが、今後益々その傾向になりますね。

派遣社員は調整弁だと言われることが多いのですが、実際にその通りであり正社員として採用すると簡単には解雇できない法律がありますから、割高になっても派遣社員として採用しておいたほうがよく、その際の報酬の殆どは派遣会社がピンハネしています。

正社員は待遇が良く派遣社員は待遇が悪い、実際は派遣会社が50%以上の報酬をピンハネしている方が問題だと思うんですが、それらとは異なりフリーランスと呼ばれている働き方があり、フリーランスについては正社員よりも報酬が高くなる事で有名です。

 

 

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どちらが良いの?高額報酬なフリーランスと貧困な派遣との違い。

 

派遣村ってのも以前ありましたが、派遣労働者として働く人の貧困ぶりは結構問題になっている話であり、保障もないし福利厚生もないし給料も安いので正社員と益々差がついてしまっている今日このごろなんですけど、フリーランスは事情が異なります。

フリーランスと派遣社員は正社員ではありませんし、働き方も大変良く似ているんですが、その根本的な違いはフリーランスは高額報酬を得ている人が多くて、派遣は貧困的な人が多く、どちらかと言えばフリーランスは正社員よりも生活が良い人が多いです。

その理由としては、エンド企業から直接契約をして仕事を受けているのであれば、ピンはねされる要素が全くありませんので、100万円の単価の仕事ならそれがそのまま報酬になりますので、70%を派遣されて30万円の収入になる派遣社員の3倍以上ですね。

 

 

フリーランスは元々単価が高い業界の仕事しか行わない?

 

派遣社員とフリーランスは大変良く似ている働き方になるんですが、派遣社員は単価の安い単純労働の現場でも大変多く採用されていますけど、フリーランスは専門的な技術や経験を必要とする現場のみで採用されることが多いのも根本的な違いの一つです。

これは、フリーランスで働く人は、元々単価が高い仕事を正社員として働いていた人たちが、他人に雇われて働くのではなくて自分で直接仕事を取って働く方法を選択して独立をすることが多く、それ故に単価が高い仕事ばかりがフリーランスに集まります。

それとは引き換えに、派遣社員の場合は単価に関わらず、派遣で人材が欲しいとの依頼が来れば、その仕事にあった人材を派遣するだけですから、元々の単価も安くなりますし、更にそこから派遣会社がピンハネも行われますので、手取りは低くなるのです。

 

 

単価が高い仕事を直接受けて報酬が高くなるのがフリーランス。

 

派遣とフリーランスの違いがわからない人もいるようですが、フリーランスは必ず元々単価が高い特殊な技術や経験を必要とする仕事を企業から直接受けており、それで報酬も比例して高額になっていく仕組みなので派遣とは全然違う構造で仕事をしています。

フリーランスでも自分で仕事を取れない人は、専門のフリーランス向けの案件紹介サイトなどから仕事を受ける場合もありますが、それでも元々の単価が高い仕事が圧倒的に多いので、仲介業者にピンハネをされても十分高い報酬を得ることが出来るのです。

パット見では派遣とフリーランスは大変良く似ている働き方ですが、フリーランスは正社員や派遣社員よりも高い技術や営業能力を持っていないと、仕事自体を受注できない業界ですから、あえて起業しない経営者が個人で働いているようなイメージですね。

 

 

フリーランスとして働いていくと税金と労働時間との戦いになります。

 

フリーランスとして独立して働いていても、大凡で年収1200万円くらいが限界になる人も多くて、IT系の仕事であれば経費もほとんど掛からずに税金や社会保険料だけが高額になっていきあまりに多忙なので、転職エージェントで正社員に戻る人も多いです。

派遣社員では年収1000万円を超えるのは容易ではないというよりも、殆ど無理な話になるのですが、フリーランスでしたら年収1000万円位は普通に超えますし、そこからは税金と労働時間との戦いになりますから、疲れた人は出戻りで正社員になります。

フリーランスとして働いていると今更会社員として働くのは嫌だって人もいますので、その場合は法人立ち上げをしたり、海外に移住をして日本とは違う文化で法人立ち上げをしている友人もいますけど、フリーランスとしての経験はとても役立つそうです。