30代で年収2000万円の転職を実現するための2つの必須条件

ハイクラスの転職を検討している人の場合、すでに相当な実力を持っていてヘッドハンターから定期的な連絡を受けている人から、まだまだ駆け出しであっても将来的にハイクラスの転職を目指している人まで様々な人がいらっしゃるかと思います。

そのような人がこれからどのような実績や能力を持っていれば、将来的に年収1200万円から年収2000万円クラスの転職をしやすくなるかについて、私の知っている範囲で段階的にご説明していこうともいます。

基本的に私が知っているのが年齢30代以上の求人だけだったからかもしれませんが、これまで20代で年収2000万円クラスの求人がされているのを見たことがありませんので、20代の人の場合は良く分からないんですが、30代、40代なら沢山有りました。

20代で高額な収入を得ている人は、多分、経営者として働いている人であるとか、投資をやって成功している人であるとか、他人から雇われてそのような報酬を得ている人はあまりいないのではないかと思ったりしていますけど、大抵の年収2000万円クラスの求人がマネージャー以上のポジションだったからかもしれません。

どの求人にも書かれていたその1の必須項目は英語力でした。

これも、当時、私宛に来ていた求人の話なので、他にも色々とあるのかもしれませんが、どの求人の連絡を見ても、ネイティブな英語力が必須の項目にされていましたので、将来的に高待遇の転職をするためには、最優先に英語力を身に着けておくのが最も確実で安心感がある対策になります。

何故？、ネイティブな英語力が必要になるのかと言えば、グローバルな言語が英語であり、大抵の高額報酬を提示しているような企業の求人というのは外資系の企業が圧倒的に多い為、（私の知っている範囲の話）、英語力を無視することが出来ないからです。

もちろん、日本語のみでも年収2000万円クラスの転職ができる人もいるのでしょうけど、私の場合はネイティブな英語力の項目がない求人はありませんでしたから、時間をかけてでも英語が話せるようになっておいて絶対に損はありませんし、英語であればどのような職業であってもやる気があれば勉強することが出来ますからね。

例えば、デザイン系とシステム系とか、コンサル系とか、職人系の製造業や大工など、色々な専門職がありますけど、どのような職種であっても英語の勉強ができないことはありませんから、他の必須要素と比較して最も学びやすい状態でもあります。

多くの求人に書かれていたその2の必須項目はシステム開発経験でした。

英語力に関しては、年齢や職種に関係なく誰でも学ぶことが出来るのですけど、もう一つのよく書かれていた条件にシステム開発経験5年以上と言うものがあり、これがあるために20代の求人がなかったのではないかとすら思えるハードルが高い条件です。

英語力の場合は誰でもやる気さえあれば勉強ができるんですけど、システムの場合は誰でも簡単にできるものではありませんし、末端で実装をすれば良いというものでもないため、この場合はシステム開発経験の上流工程の経験が求められていると思って間違いはありませんし実際そう書かれていまいた。

システム開発経験が必須と書かれていた求人は全てではないんですけど、大抵の高額な報酬年俸2000万円＋インセンティブ無制限と言った、かなり魅力的な求人では書かれているのが当たり前でしたので、システム開発経験も出来れば実績として身につけておいて損はない経験です。

ただし、誰でもシステム開発を積んで上流工程のポジションで仕事ができるわけではありませんので、この経験ついては英語力のように誰でもやる気があれば初めれるものではありませんので、本気で将来を考えている人であれば、システム開発経験の実績を積んでおいたほうが良い感じでしょうか？

初心者とか適正のない人がシステム開発の業界に入っても、殆どついていけない為、ある程度の資質が必要なってくるのは仕方がないのでしょうけど、システム開発の上流工程の能力というのは、どの業界でも幅広く利用できるので、それで高額報酬を約束している求人では当たり前のように条件として提示されている感じになります。

この2つの条件をクリアしている人は30代以降の転職に便利です。

基本的にはこの2つの条件をクリアしていると、殆どの高額待遇を提示している求人の条件に一致することになり、その他の必須項目をどれか一つでもクリアしていると、優先的に選択する権利を得られますから、そのチャンスがやってくる30代の転職の際に、頑張って若い頃から実績を積んでおくと選択肢が広がります。

当然ですが、世の中の全てのハイクラス求人がこの2つの条件を必須としている訳ではありませんので、あくまで私宛に届いていた求人がそのようになっていただけですから、他にもハイクラスの求人情報を公開している人や企業などがいれば、色々とアンテナを張って確認してみて下さい。

今すぐに転職できる人でなくても、事前にハイクラスの求人にどのような条件が求められているかを知っていれば、知らない人よりも遥かに有利な条件でその転職のチャンスに巡り合うことが出来ることでしょう。