突然会社を退職して、イギリスのロンドンに移住すると宣言した友人は、その後イギリス式の英語を学びながら、何度も現地にいって調査などを行い、一人でイギリス二移住をする準備をしていました。
お金に余裕がある大富豪の移住であれば別に時間だけの問題になるのかもしれませんが、それほどお金に裕福でない地方で働いている20代であれば、日本からイギリスに移動する飛行機代だけでも相当な負担になりますので、それは大変です。
日本人が全く知らない外国でアパートを探すのは大変。
また、移住するためにはビザの手続きもそうですけど、必ず現地で生活をするための住所が必要になりますので、それを全く現地に人脈もない日本人が一人で探すのは本当に大変らしく、友人が一番苦労したのがこの部分だったようです。
イギリスのロンドンは、物価がかなり高い為、アパートを借りるにしても其れなりの費用が必要になりますから、当然現地の会社に転職をして働かないといけない訳で、その為の会社訪問や面接もどうにしないといけない時間が全然足りない状態。
地方から東京に引っ越す場合でしたら、転職先を先に決めて引っ越せば良いと思うかもしれませんし、実際にそうやっている人も多いのでしょうけど、地方からロンドンへ引っ越す場合は、転職先を先に決めて引越しをするのは簡単ではないのです。
よほどその業界で仕事ができて、ロンドンの企業から引き抜かれたなどでしたら別かもしれませんが、そのようなあてもなく、自分でロンドンに移住したいと思った場合は、やることが多くて、1週間、2週間くらいの滞在では時間が足りない・・・。
友人が選択をしたのはアパートではなくホームステイでした。
ロンドンに移住をすることを決意した友人は、会社に退職の意思を伝えて、退職まで残業をなるべくしなくてもよく、大型連休も好きにとって良いといった感じで、全面的な支援を受けることになり、無事にイギリスへの移住が行える環境になります。
しかし、実際にイギリス・ロンドンに行ってみると、なかなか思うように部屋が見つからないことや、転職に関しても現地の英語がネイティブに話せる訳ではないので、会社に先に転職をして会社経由でアパートを借りることも難しい状態。
そのような苦労をしていた友人が選択したロンドンの住居に関して、最終的にはホームステイといった形をとることになり、それで自分を受け入れてくれるホームステイ先を調べ始めることになりました。
年齢が若い人であればホームステイの選択肢も良い方法です。
日本人の感覚ではホームステイといえば、抵抗感があるかもしれませんが、海外ではホームステイはごく一般的なものであり、ステイ先を間違えると色々と問題もあるかもしれませんけど、良い人と出会えれば、かなり安いコストで現地で生活可能です。
最近では、ルームシェアといった海外でのアパートを選択する方法もあり、シンガポールなどでも若い日本人の人たちが積極的に、ルームシェアを行っていますけど、ホームステイの方がコスト的には圧倒的に安くなります。
ただ、ホームステイは受け入れ先によって、当たり外れがかなりあるらしくて、直接自分で現地で探した場合、自己責任になることもあることから、だれでにでもお勧めできるものではありませんが、その判別ができるのであれば意味はあります。
ホームステイの場合、年齢的に若くないとなかなか難しいこともあり、友人は20代とはいえ、10代の学生さんと比較すると若干年上になるので、どうなるのかと心配していたところ、無事に受け入れ先が決まったようでした。
年齢がまだ若い方で、海外に移住したい方は、自分でアパートを見つけるよりも、ホームステイ先を見つけて、そちらと交渉をして一度現地で生活をしながら、英語力を身につけて、転職先を探すのも一つの良い方法ではないでしょうか？
若さは何よりも強いのです・・・。