将来的に年収2000万円(ベース年俸2000万円)の転職を実現したい場合について、前回の話の続きになるんですけど、あくまで私宛に来ていた求人情報においては、ネイティブな英語力の他にもシステム開発経験5年以上の必須項目がよく見られました。
そこで、この面倒な実績をどうクリアしていくかについてご説明したいと思います。
ネイティブな英語力であれば職種に関わらず、どのような人でも英語の勉強はできるわけですから、後はやる気次第になるのかもしれませんが、流石にシステム開発経験を5年以上つんでいき、更には上流工程の経験も必須になると意味合いが変わってきます。
誰でも気軽にできるものではありませんし、やろうと思ってもかなりの難易度なのですけど、これをやっておくと将来的にどの分野に転職をしても重宝されることが多いですから、転職を前提にしてシステム開発経験を積んでおくのも十分ありです。
システム開発の上流工程は単価が高いので転職は不要?
ただ、システム開発の仕事は基本的に上流工程になるほど単価が高い傾向にある為、別にそのまま正社員でもフリーランスでも上流工程の仕事をしていくのも十分ありなんですが、その状況から転職をしたいとなった場合を考えてみます。
その場合でしたら、ネイティブな英語力と求人を出している企業が要求する他の項目を満たした経験や実績があれば良いだけになるので、この経験がない人と比較するとかなりスムーズに転職をすることができることになります。
個人的な経験で言えば、システム開発経験を5年間積んで上流工程を担当するようになると、次は経営的なポジションで仕事をするようになるかと思いますので、経営コンサル系の転職や起業を検討しても良い段階になっているとは思います。
異業種からシステム開発業界に転職をする方法は趣味から。
では、どうやってシステム開発業界に転職をして実務経験を積んでいけばよいのかと言えば、私が行った方法がその時にメジャーになりそうな言語を独学で勉強をしていて、それにより他の実績と併せて企業がほしがる実績を持つことでした。
具体的にはJAVAというオブジェクト指向の言語が流行り始めた際に、このJAVAを理解している人があまりいなかった時期があり、独学でJAVAを勉強しつつ携帯電話のアプリを作って遊んでいたら、それが色々な人の目に止まっていく事になりました。
元々、デザイン系の仕事をしていましたので、JAVAで動かす携帯アプリのデザインなども全て1人でやっていて、その個人的に作ったアプリの評判が案外良かったため、システム開発会社に転職をすることになった訳です。
個人的趣味がいつの間にか仕事になる時代。
単に興味があったので気まぐれで初めたJAVAの携帯アプリの制作により、ほんの些細なこの趣味がきっかけになり、それが良かったのか悪かったのかは別として、デサイン系の会社から全く異なるシステム開発への転職をすることになります。
現在はJAVAのようなオブジェクト指向等は当たり前のようになってきていますし、システム開発業界に転職をしても、フレームワークと呼ばれる雛形にプログラムのブロックを詰めていくだけの流れ作業になるのかもしれませんが、経験を積むのは重要です。
デザインも全くしていないような食品関係からの転職であったり、ヤマト運輸のドライバーからの転職である場合はシステム開発会社にいきなり転職をするのは難しいかもしれませんので、何かしらのシステムに興味を持ち、PHPなSQLの基本を理解するためにも、最初はワードプレスのようなブログから始めても良いかと思います。
今だと携帯アプリを作るよりかは、スマートフォンのアプリを作ったほうが現実的になりますし、アイデアひとつでいきなり世界的なアプリを作ることが出来る時代ですから、普段使っているスマートフォンのアプリの勉強から始めてみてはいかがでしょうか?
この場合、相当レアな話いなるのかもしれませんが、いきなり大当たりのヒットアプリを作ることが出来たら、それだけで会社を作れるような時代になっていること考えると、携帯用のJAVAで趣味で作っていた時代よりもアイデアが生きる時代だと思います。