どうしても入社したい|職務経歴書の嘘はバレるのか?

転職を考えるようになり転職サイトを見ていると、どうしてもこの会社に転職をしたいと思えるような求人を稀に見ることが有り、そのような求人を見た際にはどうしたらこの企業の求人に応募して書類選考に合格をするのかを考えることになります。

当然、強い興味を持って入社したいと考えるわけですから当然そうなりますね。

その場合、企業が転職サイトで募集している求人要件を満たしていれば全然問題はないのですけど、企業が募集している求人要件を自分が満たしていない場合、どうしても入社したいと思う強い気持ちがあるほど、自信がないけど、どうすればこの会社に入社できるのかを考えることになります。

しかし、企業が掲載している求人要件を満たしていない場合は、どう考えても書類選考に応募してもお祈りが届くことは必須になりますので、それを回避するために職務経歴書に嘘を書いて応募すれば、なんとかなると思ってそれをやってしまう人が案外いる訳です。

 

 

履歴書に嘘は書きにくいけど職務経歴書なら嘘は書きやすい。

 

例えば、求人サイトで募集されている求人の応募要件に年齢が30歳迄と書かれていれば、当然ながら履歴書の年齢は誤魔化すことは出来ませんから、35歳の人が応募することは大変難しいのですけど、職務経歴書にかくべき実績ならなんとでもかけます。

本来は、職務経歴書と言うのは、これまで自分が積み重ねてきた実績を書くべきものであり、それをごまかして書くのは良くないんですけど、どうしても入社したい会社の求人票を一度でも見てしまったら・・・。

そのような一般常識や転職の際の倫理観などはどこかに吹き飛んでしまって、全てが自分を中心に動いていると錯覚するようになり、どうすれば書類選考で通過する職務経歴書を書くことが出来るのかだけを考えるわけですね。

実際に職務経歴書に嘘を書いて書類選考を通過させることが出来るかと言えば、当然ながら書類上で問題がなければ書類選考を通過させることは出来るんですけど、案外経験がないと書けない事も多いため、全く経験がない人が書いた嘘は直ぐにバレます。

 

 

大きな嘘はばれるけど小さな嘘ならバレにくいのが職務経歴書。

 

ある程度その業界のことを知っていて、自分はそれをやっていないけど、自分がそれをやっていることにしてしまって、大げさに誇張をして嘘を書くことは業界関係者であれば可能ですので、そのような人が書いた嘘は案外バレにくく書類選考を通過します。

その為、職務経歴書に嘘をかいたり、大げさに誇張をして上手く書けば書類選考を通過させることは可能になりますので、後は書類選考後の面接さえ通過すればその企業に晴れて入社できることになる訳ですが、大抵はここで大きく失敗してしまいます。

簡単に言えば職務経歴書に書いた嘘がバレてしまって、面接が終了してしまうことになるんですけど、その理由としては面接では大抵は書類選考に書かれている応募要件を満たしている社員が面接希望者の質疑応答などの対応をすることが多いからです。

そこで実務経験があり、転職先の現場で面接希望者から事前に渡されている職務経歴書を見ながら担当者が話をしていると、この人は何も分かっていないし、受け答えがおかしい隣、すぐに職務経歴書の実態と異なる事に気がつくことになるからです。

 

 

案外多くの人が小さな嘘は職務経歴書に書いているものです。

 

求人票の応募要件は満たしていないけど、ある程度それに近い実績がある人であれば、その部分を誇張して上手く職務経歴書を書き、更には面接の際にうまく説明ができると採用されるケースも有りますし、大抵の人はそれくらいの嘘は書いているものです。

ですから、書類選考を通過させる際に、どうしても入社したい会社である場合で、多少のスペック不足の場合でしたら、多くの人が職務経歴書に軽めの嘘を書いたり、大げさに誇張をしてかいたりしている事実はあるのでそれくらいなら問題はありません。

ただし、あからさまにやってもいないことをやっているとか、全く知らない事を知っていると職務経歴書に書いた場合は、大抵は面接ですぐに嘘がバレてしまいますし、あまりに酷い場合は書類選考の時点でこれはありえないだろうとバレてしまいます。

本来であれば、職務経歴書には事実のみを控えめに書いて応募するものなのですけど、社交辞令的な営業トークも生きていくためにはある程度必要になりますから、それくらいの嘘ならかまわないのですけど、自分で説明できない程の嘘は適切ではないのです。

無事に入社をしても、求人票に書かかれていた募集要件を満たす仕事を要求されることになりますし、職務経歴書に書いて有ることは出来て当然の対応になりますから、万が一軽めの嘘を書いて転職をした場合は、死ぬ気で実務を学んでいくことになります。

実際に、システム開発の現場ではそういった状態の人が沢山いて、大抵は派遣元の会社がスキルシートを偽造していることが多いんですけど、自分のスキルシートに書いている嘘についてこれない人は、次々と現場から脱落していく現実があります。