現在の会社を退職して転職を考えた場合に、転職サイト等で企業の求人票を見て書類選考を応募し、それが無事に通過したら面接を行うことになる訳ですが、その際の面接の練習をする方法として最近流行りのクラウドソーシングサービスを利用する方法があります。
面接の方法としては、実際に余り本命ではない企業の求人募集に応募をしてから、それから何度も受かっても断るのを前提にして、いろいろな企業の面接をしつつ練習をしていく方法もありますけど、この方法は多大なる時間を使うことやどこで情報が漏れるかわからないリスクもあります。
面接を受けた企業の担当者が今の会社の上司や役員と親しい付き合いにあり、当然職歴などで現在勤めている会社の名称が書かれているのを見れば、お前のところの会社の社員が面接に来たけど大丈夫なのか?、とチラッと話しを漏らすかもしれませんからね。
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面接の練習方法は人とビジネスレベルで直接関わるのが一番です。
よく、本を見て転職の際の面接の練習をする人もいるんですけど、実際に本を読んで面接の練習になるのであれば誰も困りませんし、知識として本に書いてある情報を学ぶのであればよいのでしょうけど、実際の面接は駆け引きになりますので、その都度予測していない相手の対応に対する対人折衝能力が全てになります。
対人折衝と言っても、実際にビジネスレベルで色々な人と関わり、請求や納品、交渉などをしていかないと意味がありませんので、その辺の友人たちと集まって毎日ファミレスなどで朝まで盛り上がっていても全く意味がないことはやればわかります。
面接の練習をする際には、今の会社にバレずに確実に自分の実力をつけていく方法が好ましい訳ですが、この面接の練習方法としては、インターネットを使って自分が得意な分野、興味がある分野で仕事を受けることが出来るのかを確認すると便利です。
最近は、本当何をするにも便利な時代になりましたね。
実際に知らない人から仕事を受けることが出来るのかで確認します。
多くの人は、会社の中で仕事ができると言っても実はその会社の看板の元何とか仕事ができている状態であることも多くて、退職時にはその会社の看板や後ろ盾がなくなりますから、本当に個人の実績と資質のみで転職を希望する企業と対応しないといけません。
その際に、書類選考上は確かに能力も実績も十分であり、書類選考には毎回合格して面接に呼ばれるんですけど、その先の面接で毎回落とされてしまって、何故お祈りが来るのか分からない人もいらっしゃると思いますので、そうならないように面接の練習をしていくことが重要なのです。
この人と一緒に仕事をしたいと面接側が感じるかどうか、それの駆け引きはやはり、実務においての対人折衝や駆け引きの能力がそのまま出ますから、それがある人とない人では、相手の態度も全く違ってくるのは当然なので、それを普段から鍛えておきます。
その方法としては、ネットを使ってクラウドソーシングサービスに登録をして、そこで知らない人から仕事を受けること、募集している案件に応募をして依頼を受けることが出来るかを確認することであり、この方法は極めて現実的な結果がわかります。
クラウドソーシングサービスで相手との折衝の駆け引きを学ぶ。
例えば、ランサーズ等のクラウドソーシングサービスに登録をしてから、自分が得意な分野の仕事が募集されている場合、それに応募をして相手から仕事の依頼を受けることが出来るのか、連絡をしただけで断られるのかはそのまま面接に繋がります。
実際に自分でランサーズに登録をしてから、気になる仕事をみつけて募集の連絡をしてみると簡単には相手も依頼をしてこないことがわかりますし、何でこんな依頼内容なのに報酬が安いのかとか、あり得ない条件ばかり書いているなと思える案件もチラホラ。
そのような状況の中で、色々と仕事募集に応募をしてみて、殆どお断りされるような状況であれば、恐らくは転職の際の面接でも似たような状況になる可能性が高くなりますので、相手が何を期待しているのかを提案できる能力を身につけていきます。
また、クラウドソーシングサービスの場合は、単価は相当安い金額に設定されているとは言え、依頼を受けて納品をすれば報酬が得られる仕組みになっていますから、それを考えると、お金をもらって面接の練習が出来るのであれば、転職前の少なくとも半年位前からはチャレンジしておきたい内容でもありますね。
何もしない人より、クラウドソーシングサービスで普段から色々な相手と折衝を行い仕事をこなしていける人のほうが全てにおいて良い訳ですから、是非、転職を検討している人はチャレンジしてみて下さい。