会社をリストラされない資格の正体と取得方法

最近は大企業であっても突然大きく業績が傾き、一斉に早期退職者を募ったり、リストラされてしまうことも少なくない時代になってきており、安定企業だと言っても安心が出来ませんので、普段からリストラ対象にならないような努力が必要になっています。

業績が傾くだけならいいんですけど、会社そのものが倒産してしまったらリストラどころの話ではありませんので中小零細企業で働いている人であれば、もしもの時の突然の倒産についてもリスクヘッジをしておかないといけない時代になりつつあります。

会社が倒産しようがリストラ対象になろうが、年齢が20代位の若い人であれば、まだどうにでもなるのでしょうけど、30歳を過ぎていると大変怪しい状態になり、40歳を過ぎてしまうともう、選択肢がなくなってしまうような時代ですから本当に大変です。

 

 

目次

会社から絶対にリストラされない資格は存在するのか?

 

では、会社の倒産は考えないようにしておき、会社からリストラされないようにする資格が存在するのか?といった話になると、正直言ってリストラされない為の資格というのは存在しませんので、資格だけではなくて普段からデキる人になっておきます。

この場合も、特定の資格を持っているからリストラされない状態になるのではなくて、特定の資格を持ちつつ、その人しかできないような仕事を行っているのであれば、大変リストラがされにくくなりますので、資格プラスアルファが必要になる訳ですね。

考えてみれば分かりますが、普通の会社はボランティが団体ではありませんので、あくまでお金を稼ぐ為の組織なわけですから、会社の売上に貢献しないような人材がいくら資格を沢山取得していても意味がありませんので、リストラ対象になっても当然です。

ですから、絶対にリストラされない魔法のような資格等は存在しないけど、その会社で必要とされる資格を取得していて、それを使って仕事の実績を積んでいけば、将来的には資格と自分を同時に育てていくことになり、リストラされにくい資格になります。

 

 

資格は取得するだけではなくて自分で育てるものなのです。

 

世の中には資格ホルダーと呼ばれている人がいて、とにかく沢山の資格を取得して満足している人もいらっしゃるのですが、そのようなスタイルでは取得した資格を育てることが出来ずに、結局はペーパードライバーのような状態になってしまいます。

運転の出来ない人がゴールド免許を取得してもあまり意味が無いように、実務と連動していない資格をどれだけ沢山所有していても、その資格が育っていないのであれば意味がありませんので、必ず自分で実績を積みながら資格を育てていく必要があります。

資格を育てていくのはかなりの時間がかかる作業になりますので、1年、2年では追いつかないことも多い為、それが何を意味するのかと言えば、仮に会社内で同じ資格を取得している人がいたとしても、育てている資格は目に見えて違いが分かるということです。

その為、同じような資格を持っているのにリストラ対象になる人、リストラ対象にならない人の差が当然発生することになりますから、それを考えると早めに生涯に渡って必要になるであろう資格を探し出し、取得後に実績を積むのが重要であると言えます。

 

 

生涯の資格を育ててリストラ対象にならない人になろう。

 

生涯に渡って必要とされる資格を取得したら、その資格を使って会社内で実績を積みながら資格を育てていき、数年間に渡って実績を積んでいけば、恐らくは簡単にはリストラされにくい人になっているでしょうし、引く手あまた状態になっているはずです。

この時点でお分かりになると思いますけど、リストラ対象になりにくい資格を持っている人、資格をきちんと育てている人というのは、何時でも他の会社に転職ができる人と共通している状態になりますので、大抵のトラブルは解決できるはずです。

また、リストラ対象になりにくい人から、会社が倒産しない限りは最後まで会社に引き止められる人、いわゆるリストラされない人になることだってできるわけなので、あとは本人の頑張り次第でどうにでもなる事を考えるとやらない理由はありません。

そうなった理由については、取得している実務で役に立つ資格のお陰で最終的にはリストラ対象になりにくい資格を持っている人になるわけなので、資格を取得したら安心していないで、必ず実務で経験を積みながら日々の仕事をしていくべきです。