職業や業種関係なく、賃貸物件を契約する際には、正社員の肩書を持っている人が最も信用が高く特に家賃が高くなるような都心のタワーマンションの場合は、正社員で勤続年数が長くて、断続して一定以上の年収を得ている人材でないと審査が厳しいです。
ですから、会社を退職してフリーランスになる前に、暫く活動する引越し先を決めておく必要がある訳なのですが、実際に自分でやってみないとわからないことも多く、退職をしてフリーランスになろうとしている際には他の事は、中々頭に入りません。
そんな時に、フリーランスになって独立をして思いのほか成功をしてしまい、もう少しグレード高くて利便性の良い物件に引っ越したほうが良いと思って不動産会社にいくと、フリーランスの場合はなかなか良い対応をしてくれないこともあります。
フリーランスの場合は相当な信用調査をされることも普通にあります。
相当儲かっているフリーランスなら別なんでしょうけど、やはり安定していないと思われるのか、家賃が高い物件になるほど、フリーランスだと普通の正社員のようにはいかず、預金残高等の証明証を求められたり、通帳のコピーを求められる事になります。
これも物件のグレードによるんですけど、ある程度稼いでいるフリーランスであれば、この物件がいいな？と思った場合は、大抵このような状態に住みたいと思った賃貸物件であるほど、審査が厳しいことが多いので、正社員はやはり強いんですよね。
年収800万円の正社員と年収1500万円のフリーランスでしたら、どちらが社会的な信用が高いのかと言えば、会社が保証してくれている正社員のほうが不動産業界ではまだまだ根強い信頼性が保たれているようですし、会社の見えない力は偉大ですからね。
こうなると、フリーランスで独立したばかりでせっかく勢いに乗ってきたのに・・と思っていても、ちょっとここまで厳しい扱いを受けるのか・・・と思ってしまって、かなり凹んでしまうわけですけど、現実は結構厳しいものがあるのです。
独立して毎年安定してお金を稼いでいて、金融資産も沢山有るようなフリーランスでしたら、既に社会的な信用もあるのでしょうけど、そうでない独立したばかりのフリーランスの場合、暫くの間は、引越し先にも困る場合があるかもしれません。
フリーランスに優しい賃貸タワーマンションはUR賃貸ですね。
フリーランスと言えば、圧倒的に東京で働いている人が多いのですけど、東京ではフリーランスの人に大変優しいUR賃貸という不動産業者がいて、きちんとし仕事をしているフリーランスでしたら、驚くほど優しい審査で部屋を契約してくれます。
当然、一定水準の年収が必要になるんですけど、民間の家賃が同じレベル位のタワーマンションであれば、全然UR賃貸のほうが審査がやさしい上に、フリーランスで一番困るであろう連帯保証人が必要ないので、とてもスムーズに契約できます。
年収制限もかなり控えめであり、通帳のコピーや資産証明などをしなくてもよいですし、一定以上の安定した収入さえあれば、フリーランスでも正社員でも全く同じ対応で接してくれるUR賃貸は、フリーランスに優しい賃貸物件になっています。
家賃が高額になるほど、正社員以外の人には厳しくなる事が多い賃貸不動産業界において、独立したばかりでやる気があり、貯蓄はあまりないけど、普通の人よりは沢山儲かっているフリーランスであれば、UR賃貸を検討しておいて損はありません。
ただ、普通の一般的な価格帯の物件であれば、民間もUR賃貸も変わらない対応をしてくれることが多いんですけど、連帯保証人が必要ない点だけは、UR賃貸に分があるのではないでしょうか？