年齢が40歳を過ぎて山小屋に転職することは出来るのか?

日本は世界的に見ても多くの標高が高い山に囲まれた島国ですから、エベレスト(チョモランマ)のような極端に高い山は何しろ、富士山を初めとして多くの有名な山々が連なっている国ですから、登山やハイキングなどを楽しむ人が沢山いるのが特徴です。

それで、山を楽しむ人が増えてくると全てがテントを自前で持ち込んで、山でテントを設置して寝泊まりをしているわけではありませんし、木々が無い富士山の場合はテントなどを設置するのではなくて専用の山小屋を利用して宿泊をするのが普通になります。

水場があり、木々に囲まれて強風や悪天候からもしのげるような環境であれば、正しい知識でテント野営をする楽しみ方もあるのですが、すべての山がそのような環境ではありませんし登山者もプロの登山者ばかりではないので、宿泊施設が必要になります。

そこで、古くから登山客が多く訪れる山であれば、必ず山小屋やユースホステル等があり、旅館やホテルほどのサービスはないのですが、宿泊して寝泊まりが出来る環境を提供している山小屋でしたら、有名な山の山頂付近などでも普通に営業をしています。

 

 

目次

年齢が40歳を過ぎて山小屋に転職することは出来るのか?

 

年齢が40歳を過ぎている人で、何かしらの理由で会社を退職するようになった人であれば、それからの転職活動が上手くいかずに、書類選考の応募件数が100件単位を超えて1000件をオーバーで転職をする為の活動をしている人も実際にいらっしゃいます。

そのような状態になると、精神的にも相当参ってしまい、自分が応募をしている会社の名前すら分からない状態で無差別に書類選考の応募をすることになってしまい、結局書類選考を落ちてしまう回数が増えるだけで、余計に精神的に落ち込むことになります。

その際に、山が好きで登山を楽しんでいる人であれば、確か山小屋で求人がされていたような、と言った感じで山小屋での求人情報がされていたことを思い出すこともあり、会社にいた頃には気が付かなかったんですけど、追い込まれると思い出すものです。

ここで、30歳を過ぎている人が山小屋に転職をすることが出来るのか?、と言った話なんですけど、最初に知っておくべきな話としては山小屋では正社員としての求人募集がされていることが殆どなくて、大抵が期間従業員のようなアルバイトであることです。

 

 

年齢が30歳を過ぎていると厳しかもしれませんが不可能でもない。

 

日本全国全ての山小屋で求人について質問したわけではありませんので、絶対的な話ではないんですけど、山小屋の求人は福利厚生が充実した正社員としての転職先などはなくて、殆どが期間従業員として一定の期間そこで働くアルバイトのような雇用です。

山小屋の仕事は大変きつくて、天候や気候が厳しい条件であることが多いため、命に関わる仕事をしないといけないことも多く、力仕事であることも多いことから、より年齢が若い人が好まれて採用されることが多いらしいのですし、若いバイトが多いです。

ただ、年齢が40歳を過ぎている人であっても、相当な山の知識があり、コミュニケーションが取れる人で、経営者側とのポジションを維持できる人で、報酬に納得できる人であれば、転職が出来ないわけでもないらしくて、相談次第でチャンスは出てきます。

 

 

山小屋では働くことは簡単ではないし相当な知識も必要らしいです。

 

これも、全ての山小屋で聞いたわけではないのですが、転職について山小屋のオーナーさんと話した際に、一番重要視するのは人間性だと話していましたから、転職サイトでよく見かける40歳お断りではない山小屋も実際に存在しているのも事実です。

40歳を過ぎて会社を退職したものの、その後の転職活動が上手く行かない状態でストレスが溜まってしまって、このままではもう駄目になってしまう・・・と感じるようになったら、一度、深呼吸をして環境が良い山小屋で働くことも検討するのはありです。

私が雑談的に話をした山小屋のオーナーさんが話すには、基本的には20代の若い人をを期間限定で雇うらしいんですけど、条件次第では年齢よりも重要な要件があるらしいのですが、環境は良くても仕事自体は相当厳しくて安い事は知っておくべきですね。

流石に年齢が40歳を過ぎていて、転職がうまくいかない人が海外の山小屋に転職をして働こうとは思わないでしょうから、国内の山小屋限定で、これまでの登山経験や知識が豊富であれば、気になる山小屋と一度相談してみるのは全然アリだと思います。