IT系企業で精神ダメージを受けて運送会社に転職した友人

IT系企業といえば、安定して報酬が高くて転職業界でも専用の転職サイトや求人紹介サイト等が沢山有るほど、常に慢性的に人材が不足している業界であり、報酬単価もそれなりに高く設定されている為、この業界にいれば将来は安定するのは事実になります。

しかし、30歳を過ぎていても40歳を過ぎていても安定して転職ができる業界、求人が常にされている業界、フリーランスとしての案件が安定している業界故に、転職をしても20代の若さでメンタル的なダメージを受けて退場する人が沢山いる業界です。

実際に私の友人達もIT系の業界に転職したものの、デスマーチと呼ばれている炎上案件を幾度も経験して、歪な人間関係のもとでエンドレスに終わりのないシステム開発の仕事をしていた友人は次から次からとこの業界を去っていくことになりました。

プロジェクトの炎上自体は管理側の上流工程を行っている人間の能力不足や実力不足が原因なのですが、最終的に設計や実装を行う若い世代の人材にしわ寄せが来ることになりますので毎月の労働時間が300時間を超えている月が続くと精神が持たないのです。

 

 

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IT系企業では入社先を間違えると退場しか見えなくなる現実。

 

有名な大学を卒業してからそのままシステム開発会社に就職をして、やる気に満ちていた友人がいたのですが、最初は良かったものの年月が経過するに連れて、顔がやつれてしまい、最終的には連絡が取りづらい状態になり、いわゆる鬱になる一歩手間です。

それでも何とか頑張ってIT系企業で働いていたんですけど、管理側の能力不足により要検定義も適当で設計書もないような状態で、実装を行ったり書類がないので何が正しいかも分からないままテストをしたりの日々が続くと、流石に疲れてしまったようです。

そのような状態の中、本人と直接会うことになり、現状の不満とか状況を確認すると、最早個人レベルで改善するのは不可能な状態であり、このままの状態が継続してしまうと、健康上の重大な問題が発生することになりますので、その事を説明しました。

このようなケースの場合、能力が高くて真面目な人ほど自分の状況が分からない状態になっていることが多くて、現場の責任者の問題を全て自分でかぶってしまう事が多いんですけど、出来れば早めに親しい友人などに相談をした方が最悪の状態になりません。

 

 

IT系企業で精神ダメージを受けて運送会社に転職した友人。

 

友人と色々と真剣に話した結果、今の会社は辞めたほうが良いとの結論になり、また同じ業界で別の企業で働くか全く異なる異業種に転職をするかのどちらかになる訳ですが結局友人が選択したのは別の業界で働く事でしたので相当なものがあるようでした。

これって、友人はたしかに精神的に相当なダメージを受けていたのは間違いなんですが、それでもうつ病になったりしているほど悪化する前でしたので、決断力さえあれば自分後からのみで行動をすることが出来た訳ですから、早期解決が一番になります。

その後、友人から連絡があり、何でも自転車で荷物を配達する運送会社で働いているとのことでしたので、全く違う業界で体を使う仕事を始めていることに驚いたのですが、電話で話した感じでは相当元気そうになっていたので一安心でした。

 

 

毎日デスマーチで残業が当たり前の業界なら転職を決意する判断。

 

友人曰く、もうIT系の業界に戻る意思は全くないそうで、暫く自転車で荷物を配達する運送会社で働きながら、今後をどうしていくかを決めるとのことでしたから、IT系企業が年齢に関係なく求人をしていて、慢性的な人材不足である事がよく分かる事例です。

現在、IT系の会社で働いていて、毎日が炎上していてデスマーチの中、残業で帰宅するのが午前すぎの様な状態の人がいれば、その環境を個人レベルで改善するのは不可能ですから、友人のように早めに決断をして、他の業界に転職をした方が無難と言えます。

40歳を過ぎても安定して求人が掲載されている、転職先に困らない業界というのは、若くて優秀な人が育ちにくい環境であることが多いことを理解しておき、転職をする際には慎重に転職先を選ばないと、才能が簡単に潰されてしまうのがIT系になります。