転職をする際に、未経験の分野を選んで積極的に転職活動をしている人もいらっしゃると思いますし、実際に私もぜんぜん異なる異業種に転職をしたことがありますので、異業種に転職を検討している人達の考え方もよくわかりますし、やる気もわかります。
異業種に転職をすると、大抵は積極的な人であれば転職前よりも待遇が良くなることが殆どであり、私も実際にそうだったんですけど、年収で言えば100万円単位で報酬がアップすることも珍しくありませんので、積極的に転職活動をするのは悪くありません。
他に転職する会社がないから異業種に転職をする人の場合、求人を掲載している企業の応募要件に満たしていないことが多いため、その場合は大抵は報酬が大幅にダウンすることになる訳ですが、積極的に異業種を目指している人とはこの部分が異なります。
何しろ、そのまま今の会社で働いていても将来的に大幅な給与の増額が認めない場合、ワンランク上を目指して異業種に転職する考え方は間違っておらず、未経験の分野であってもこれまでの実績と経験次第では企業から好まれるものなのです。
未経験の異業種求人に応募する際の書類選考対策とコツについて。
では、実際に異業種の求人に応募すると言っても、応募要件を満たしている訳がありませんから、必要とされる実績などが全然足りていない事が殆どなんですけど、その場合にどうすればよいのかと言えば、これまでの自分の実績を確認してみます。
例えば、IT系企業でプログラミングの経験が3年以上といった感じの求人があった場合、本格的なプログラミングの経験はなくても簡単なスクリプトは触ったことがあるとか、趣味で携帯アプリをやっていたとかそれを経験として積極的に利用していきます。
この趣味で行っている携帯アプリの作成などでも、企業によってはかなりの評価をされることが多いことや、本格的なシステム開発は行えても携帯アプリの制作は苦手なエンジニアも業界位に多いので結構穴場になるような条件ってどの業種にもあるものです。
企業側の経営者とか採用側は新しい事業を結構模索していることが多いので、似ているようで全然違うジャンルの仕事を趣味レベルでも良いのでデキる人、それまでにやってきていることなる業界の経験を持っている人を結構歓迎してくれます。
すべての業種がそうではないのでしょうけど、転職前にはある程度早い段階で趣味レベルでも良いので、自分が興味あることを普段からやっておけば異業種への求人に応募する際に、それを経験として堂々と記載できますし、企業によっては気になるものです。
書類選考対策のコツと合格する為の秘訣は即席では難しい事が多い。
これまでに色々な転職先に応募してみましたけど、どれも書類選考対策や合格する秘訣としては、即席でいきなり実現できるものではなくて、最低でも半年から1年位は経験を積むなどしておかないと対応が出来ないことばかりでした。
全く同じ業界で同じ業種に転職をするのでしたら、特に準備などはいらないのかもしれませんが、転職をしたら大幅に条件が良くなる場合や、経営者が嫌いとか上司と合わないなどの特別な理由でもない限り、同じ業界で転職する理由があまりありません。
その為、やる気のある人はこれまでの経験を活かして異業種に転職をすることになる訳なのですが、最初の書類選考で全く経験がない分野の業界を選んでしまうと立ち止まってしまうのもまた事実なので、事前に転職サイト等で確認しておくと便利です。
半年前とか1年前くらいから転職サイトを確認しておき、どのような求人要件があるのかを調べてから、独学で対応できるものであるとか、資格が必要なものであれば、それの勉強をしていけば良いですし、実際にそうやって異業種に転職をしてくのです。
転職の際にCADとか宅建の資格を取得してから、別の異業種に転職をしようとしている人の大半はそのような方法を取っていますし、半年前とか1年前位から資格の勉強をしている感じですから、本気で異業種転職をしたい人は皆さん同じ考えです。