現在、地方で働いている人の多くが月収25万円以下のボーナス無し、年収300万円以下で働いていて、都心部との格差が深刻な状態になってきていますが、それでも地方の場合は実家で生活をしていれば特に困ることもないですし、それでも待遇が良い方です。
その為、周囲では月収15万円位で働いている人も多いので、30歳で月収25万円もらっていれば、高給取りに該当する人になりますから、すっかり安心しきってしまう人も多いのですが、それは両親が健康で実家で家賃も掛からずに生活が出来ている場合です。
一度両親が倒れてしまい、要介護状態になった場合は毎月フルで働いて月収25万円ではどうすることも出来ずに、一旦退職をしてから両親の介護に合わせてアルバイトなどをしないといけなくなる為、ここで一気に生活のリズムが狂ってくることになります。
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地方で手取り13万円なら将来親が要介護になったら確実に死亡します。
地方では月収25万円の手取り19万円位であっても周囲の人達と比べると、かなりの高給取りな人になりますので、すっかり安心しきってしまう人が多いんですが、両親が同時に倒れて要介護状態になった場合は、その収入では全然お金が足りなくなります。
介護保険などを利用したり施設に良心を預ければ良いと思う人もいるかもしれませんが介護は想像以上にお金がかかりますし、施設に預けるとなると数千万円単位のお金が必要になってくる為、普通の人ではそのような金額を用意することは大変難しいです。
これが地方でフルタイム働いていて、手取りが13万円位になると、確実に仕事を辞めて両親の介護をしないといけなくなりますので、いわゆる介護退職をした後に、両親の介護をしながら最後まで実家でアルバイトをしながら生活しないといけません。
地方で手取り13万円なら両親が要介護者になる前に対策が必要。
ヘルパーさんを依頼するにしてもタダではありませんし、保険が使えるといっても決して安い金額ではないですから両親の介護が必要になった場合はその大部分を実家にいる親族が対応しないといけなくなりますので、この負担は本当に大きなものになります。
実際に両親の介護をしている人がいますけど、施設には預けれないので実家で面倒をみている場合でも、毎月かかる費用負担も少なくありませんし、とにかく親族の誰かが常につきっきりで面倒を見ないといけなくなる都合上、その負担は計り知れません。
この場合、手取り13万円の仕事を辞めてから、もっと時間に自由がきくアルバイトをしつつ両親の介護と合わせて最後までその生活をして行くことになりますから、もはや自分の時間や都合は関係なくなりますし、その状態で転職活動も大変難しいのです。
都心で結果を出している人なら両親の介護も容易に対応可能。
地方であっても都会であっても、その生活に差が出るのが住宅費などの固定になりますので、その場合は実家にいれば家賃が少なくて住みますので都会で高い家賃を支払わなくても良いため、手取りが30歳で13万であっても何とかやっていける訳なのです。
都会のほうが地方よりも圧倒的に給料が良い場合が多くて、仕事の競争も激しく、地方で働くよりも高い技術や経験が身につくことが多くて、更にはそこから上のポジションになっている人は在宅勤務で働いたり、自分で起業をする人も少なくありません。
その為、都会で頑張って結果を出した人であれば、若い頃に割高な家賃で苦労している人も多いんですけど、両親が要介護状態になってもある程度安定した対応を取ることが出来て、在宅勤務や何処にいても仕事が出来る状態であるなら介護退職も不要です。
副業を始めるか在宅勤務で働ける会社に転職をするのがお勧め。
地方で手取り13万円と言うのは、別に特別貧しい方ではありませんので、何とか生活は出来るのですが、どうしても都会の会社とは異なり、自由度のある働き方を得られていないことが多くて、その状態では将来介護になると確実にアルバイトになります。
自由度のある働き方自体が簡単ではないのですが、都心の会社を中心に現在では在宅勤務と言った新しい働き方が生まれてきていて、遠く遠方に離れた社員であってもネットを使って働くことが出来る環境を作っている会社も増えてきていますが全て都会です。
地方で働くにしても、手取り13万円の会社というのは在宅勤務などの感覚は全くなくて、将来の昇給すら危ういわけですから、そのような会社で働いて両親が介護状態になったら大変なことになりますので、都会の会社の社員で地方で働く人になりましょう。
後は事前に副業を確立させておき、そちらでまとまった金額が毎月得られるのであれば、両親の介護問題を解決しながら仕事を辞めなくても良い場合もありますが、手取り13万円は安すぎる金額ですから、一度転職について検討をしたほうが無難といえます。