日本では転職回数が多い人程、転職活動が難しくと言われていて、実際に企業によっては転職回数が多い人は無条件で書類選考で落とすこともあり、なるべく転職を頻繁に繰り返さずに、長期間の安定した勤務をしていた人を優先的に採用している状況です。
これに関しては色々と理由があり、確かに転職回数が少ない人程転職がし易い状況にあるんですけど、相当能力が高い人であれば転職回数やブランク期間などは全く関係なく新しい会社に転職することが出来ますので、特別優秀な人以外がその対象になります。
基本的に何度も転職を繰り返している人にも理由があってやっている場合もないわけではないのですけど、採用する側の企業としては特別優秀な人であると確定して対応している場合意外は代わりの転職希望者は沢山いる為、あえてリスクのある人は避けます。
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転職回数が多い人ほど応募時の書類選考で落とされるもう一つの理由。
転職回数が多い少ないについては、それぞれの事情もありその事情が明確に説明できる人もいるのかもしれませんが、採用する側の企業からすればそんな理由はどうでも良くて企業側からみてどうしても欲しいと感じる人材でなければ他の安全パイを取ります。
ですから、転職回数が多くてもそれを関係ない状態にできる位の仕事が出来る人になっておけばよいだけであり、そうでないのであれば企業の求人情報を見て書類選考に応募してきている他の人を採用すれば良いだけなので、真っ先に書類選考で落とします。
これが一般的な転職回数が多い人を書類選考で落とす為の理由なんですけど、実は他にも転職回数が多い人を不採用にする重要な理由があり、その理由が採用後に雇用に関わるトラブルを起こす可能性が高い人と認識されるからであり、一番嫌がられる人です。
転職回数が多い人は会社と雇用関係のトラブルを起こす可能性がある。
実際に転職回数が多い人というのは、採用しても殆ど仕事ができない人がいてそれを理由に解雇などをすると訴訟をおこすような人も少なからずいて、そうやって企業から退職金に該当する3ヶ月分の月給を当たり前のように掠め取る様な事例が沢山あります。
そのような人材を採用してしまうと、仕事はできないし解雇をしようとすると異常な苦情を当たり前のように通知してきて、誤って採用をしてしまったがために会社側に後々大損害が発生するリスクも高いため、無条件で書類選考で落とすことになります。
それによって、本当に正当な理由があり何度も転職を繰り返している人が迷惑を被ることになっているのが現状なのですが、人材を採用する企業としては、その人を採用しないと行けない理由がない限り、書類選考でスルーするのが当たり前の世界になります。
問題がある人材は書類選考通過のノウハウや面接が上手いのです。
何度も転職をしていて、仕事が殆どできないのに過剰な権利や保証を要求する人材というのは自分の実力以上の書類を上手く制作して書類選考を通過させるノウハウや面接時の対応などにもなれていることが多く、採用側としては判断が難しい場合があります。
その場合でも転職回数については、以前の会社からの社会保険の引き継ぎや確認などもすることがあり、容易にごまかせませんしブランク期間についても誤魔化せませんので、仕事が出来ないのに転職活動が得意な悪意のある人材はそこで判断するのです。
転職回数については誤魔化すのが難しいですし、あからさまに虚偽の申請をして転職をしている場合、後でそれが発覚すると解雇されても仕方がありませんから、それ以外の部分で嘘を重ねていくことになるのですが、そこをノウハウ化していくわけなのです。
採用後に重大な問題がある人材は転職回数が3回以上等で判断します。
人材を募集している企業としてはそのような使えないのに過剰や虚偽の申告で面接を通過してくる危険な人材を避ける為には、転職回数を見て3回以上なら無条件で落とすような仕組みにしておいた方が何かと利便性が良いので一括してお祈り対応を行います。
転職回数が多くても、著名な実績がある人であれば、企業側もそれを確認してぜひ採用したいと提案してくるわけですから、転職回数が多い=転職が出来ないではなくて、能力的な問題で転職が出来ないだけなので、これから出来る側の人材になりましょう。