転職の際には色々な業種によって面接の内容が異なりますし、会社によっても面接の内容が異なってくるんですけど、私が経験した企業の面接の中では経営コンサル会社の面接が最も興味深ものであり、他の業種とは一線を越えてお金にシビアな業界でした。
IT系企業とか工場の面接ではほぼ間違いなく質問されないような内容で、面接をされますしSPIといった筆記テストも当たり前のように行いますので、書類選考が通貨した後に必要になる面接の中でも、恐らくは経営コンサルタントは独自の雰囲気があります。
あと、経営コンサルタント系特有の面接としては、お金の具体的な話が頻繁に出ることが多くて、その他のシステム開発の上流工程の実績はあって当然であり、後は英語力なども必要とされることもありますから、IT系がクラスチェンジする業種でもあります。
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5000万円を4億円に出来ますか?経営コンサル会社の面接内容。
実際に私が転職サイトを見ていた時の話なんですけど、過去に経営コンサルタント会社の求人内容に興味を持ったので、書類選考に応募したらすぐに返事が来て是非お会いしたいとの話になりましたので、そのまま本社のオフィスにお伺いする事になりました。
その後、最初はSPIの筆記試験があり面倒な会社だな?と思っていたら、どうやらスーツ着用の会社だったらしくて、IT系企業などよりも遥かにシビアな服装等のチェックが有るようで、ちょっとこの会社は私には向いていないかな?と雰囲気的に感じました。
そこで、SPIが終わると結果の集計があったらしくて、責任者である経営者との面接になったのですが、そこで聞かれた質問が、5000万円をお預けしますので4億円に出来ますか?、出来るか出来ないかを回答してくださいとの話になるのがこの業界ですね。
経営コンサル会社の面接は具体的な金銭に関わる話が多いですね。
経営コンサル会社は報酬が他の業界よりも高くなっている事が多くて、IT系で上流工程の実務経験と実績があり、英語力などが要求される事がほとんどであり、更にはプラスアルファで他の業界の経験やお金に関するシビアな要求を実現しないといけません。
それらの実務経験は出来て当たり前で書類選考を通過している状態ですから、面接では弊社を選んだ理由とか志望動機などは全く重要視されず、具体的にお金をどれ位増やすことが出来るのか?、どうやって経営コンサルタントとして活躍するかを聞かれます。
多分、経営コンサルタントの面接をやったことがない人でしたら、唖然とする内容であり、転職や面接のマニュアル本に書かれていることは何一つ役に立たない事がよく分かる面接なのですが、これは経営コンサル会社の経営者が対応してくる場合の話です。
マニュアル等は役に立たない完全実力主義の面接になります。
経営コンサル会社が求人を掲載している時には、兎に角優秀な人材を必要としていることが多くて、誰でも未経験で高額報酬等のブラック企業でよく見られる文言ではなくて、ホントに出来る人のみを募集してますので、軽い気持ちで応募はやめるべきです。
経営コンサル会社へ転職をする場合、IT系における上流工程の経験が殆どの場合で必須とされており、それだけの経験で自信を持って書類選考の応募をする人もいるんですが、上流工程の経験は持っていて当然の経験なので更にプラスアルファが必要です。
5000万円を4億円に出来ますか?の類いの質問をされた場合、最初に出来ます出来ませんの回答をしないといけないのですが、どちらの回答をしても何故?その回答をしたのかを具体的に確認されますので、一般的な企業の面接のような対応は出来ません。
経営コンサルタントに転職する場合は転職エージェント?転職サイト?
当然ですが、この質問に的確な回答ができない場合、次はありませんので、明確な回答をして無事に相手の面接側から興味を持たれた場合、スーツ着用でピシッとした雰囲気で働くのが嫌だな?と感じたら、面接の時にお断りを入れて他を当たってみましょう。
経営コンサルタントに転職したい場合、大抵は転職エージェント等の非公開求人で募集がされていることが多いのですが、稀に一般的な転職サイトでも経営コンサルタント募集って感じで掲載されていることがありますので、定期的に確認してみましょう。
経営コンサルタントの求人募集は常に募集されていることは大変少なくて、短期間ですぐに無くなりますし、採用するにふさわしい人材がいない場合、その転職サイトでは人材は集まらないと判断して二度と掲載されないこともあるので、早いもの勝ちです。