これから転職をする人で、別の場所に引っ越しを兼ねた転職を検討している人もいらっしゃると思いますが、引っ越しを兼ねた転職をする場合は結構お金の問題で不安になることもあるんですけど、経験上その場合は200万円位の貯金があると安心できます。
もちろん貯金は沢山あって困ることはないのですが、年齢が20代で地方で生活をしている場合、それほどお金に余裕があるわけでもないので1000万円クラスの貯金をしている人は殆どいないでしょうし、逆にまったく貯金がないでは引っ越しも出来ません。
実際に私が20代の時に引っ越しを兼ねた転職をした場合は、引越し費用や新しいマンションを借りる際のお金やその他の準備などで普通に70万円以上の費用は必要になりましたので、貯金が100万円しか無いと転職先が決まっていても不安になりますね。
目次
都心に引っ越す転職なら最低でも200万円位の貯金が必要?
引っ越しをしない転職の場合は、特に余計に金銭的な負担が発生することはありませんので、休養期間や次の転職先が決まらない期間の生活費分の資金があれば安心ですから、生活環境に合わせて、ある程度の余裕を持った貯金があれば、何も困りません。
地方から都心への引っ越しを兼ねた転職になると、次の転職先が決まっている状態でも100万円位の貯金ではかかる費用を計算するとギリギリの生活しか出来ない状態であり、出来れば何かの場合に備えて200万円位の貯金は蓄えておいたほうが良いのです。
都心の場合は家賃が高いことや、訳の分からない礼金と言ったボッタクリの制度が根強く残っていることや、下見に行く際にも交通費や宿泊費がかかってしまいますし、駐車場台も高くなりますので、引越し費用などで100万円を見ておいたほうが良いです。
100万円位の貯金でも次の転職先が決まっていれば大丈夫です。
若い人で地方に住んでいる人なら200万円くらいの貯金をするのも大変であり、頑張っても100万円位しかないって人も多いと思いますけど、引越し先の家賃が10万円以下であれば、何とか100万円位の貯金でも引っ越しや転職の準備をすることは可能です。
可能であってもすぐに転職をして次の収入が確保できることが絶対条件であり、まったく次の転職や収入の宛がない状態で、100万円位の貯金で都心に引っ越しをしてしまうと、あっという間に家賃が支払えなくなってしまって露頭に迷うことになります。
地方から都心に引っ越しをする場合は、相当な金融資産があり都心で新しい生活をしたい人であるか、特別な資産はなくても100万円から200万円位の貯金があり、次の転職先が確定している人以外は、出来ればやらない方がよいですから無理は禁物です。
会社負担で引っ越しをすれば貯金は50万円以下でも問題ありません。
個人で退職をして地方から都心の会社に転職をする場合は、どうしても引越し費用や下見に掛かる往復の費用がかなり高額になってしまって貯金が50万円以下の人ではかなり無理がある転職になってしまうのですが、会社負担で引っ越すなら全然余裕です。
ただ、会社負担で引っ越しをする場合は転職ではなくて、これまでの会社で新しい事業所に転勤をする形になる事が多くて、最近ではよほど仕事が出来る人でヘッドハンティング対象の人以外は転職先の企業が引越し代や住宅を用意してくれるのは珍しいです。
転職をする際にはかなりのパワーが必要になるんですけど、それに合わせてお金もそれなりに必要になることが多いですから、それを考えると退職をする前にはひたすらお金を貯金しておいたほうが良いですから、一年くらい前から準備をするのがお勧めです。