現時点では将来AIやITが発達してもなくならない職業であり、年齢が35歳を過ぎても転職にも困らないのがIT系と呼ばれているシステム開発に関わる分野の仕事になるんですが、IT系の業界に一度でも転職をするとフリーランスに強い関心を持つ人が多いです。
私も実際に経験していますし、当時の周囲の同僚たちもそうだったんですが、IT系の業界に転職をしても毎月100万円前後の報酬を得るのは正社員では大変難しいのですが、同じ現場で働いているフリーランスの人たちは普通にそれくらい稼いでいるからです。
それで、退職をしてフリーランスを目指す人が多くて、実際にフリーランスになってある程度成功をして毎月100万円以上の売上を上げている人も少なくない業界なのですがそういった人たちから相談される事が多いのが今後の仕事についての話になります。
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IT系フリーランスとして独立成功した後の新規事業立ち上げ方法。
会社を退職してIT系のフリーランスとして独立をして、それから実績を積みながら高単価の案件をこなしていると、段々同じパターンの繰り返しであり、確かに毎月100万円以上の売上は上げているんですけど、それ以上は難しく個人の限界が出てきます。
全ての商売において、効率よく売上を上げるためには、自分では直接業務をしないことが重要であり、レバレッジを聞かせて他人を雇って組織的に業務をこなさないと実現できませんので、個人勝負で身柄を拘束されるフリーランスには必ず限界があります。
高単価の案件をこなしているフリーランスの人から相談されるのは、1つが税金と社会保険料のあまりの高額な金額をなんとかしたいと言った話と、もう一つはこのままでは先がないので新規事業を立ち上げたいけどどうすればよいか分からない相談です。
IT系のフリーランスが新規事業を立ち上げをするのは難しい?
IT系のフリーランスとして、毎月100万円以上の報酬を得ているのであれば、恐らくはフリーランスとして成功している人になるでしょうけど、実際にその状態になるとこのままでは先がないと感じるようになり、新規事業を立ち上げたいと思う人が多いです。
ただし、フリーランスとして成功していても、実際に新規事業を立ち上げて商売をするのは未知の世界になりますから、殆どのフリーランスがどうして良いのか分からないことが多くて、IT系だけしか知らない人が多いデメリットがこの時に露見していきます。
フリーランスとして成功しているのだから起業も簡単だろうと思うかもしれませんが、システム開発の実績と業界内での営業力があっても、全く異なる分野で起業をする場合は簡単に実現はできませんし、そもそも何をしたら良いのか分からない人が多いです。
実際に言葉よりも実践を積んでから起業をしたほうが良い理由。
IT系のフリーランスとして成功した人が起業を成功させる方法ですが、本を読んだり、怪しげな経営セミナーなどにいっても殆ど意味はありませんので、やるべきことはIT系のフリーランスの実績と他の分野の経験や知識を組み合わせて事業化する事です。
これがどのような意味かと言えば、IT系のフリーランスとしての成功実績は大変有用なスキルになる訳ですが、それは社会に出れば出来て当たり前、いわゆる日本語を日本人が話すような感覚で最低要件になることも多くて、それが高年年収の案件になります。
実際に年収1200万円以上の求人を見てみれば分かりますが、IT系のフリーランスとして活動していた際の実績に該当する要件が必須条件になっていることが多くて、そこから差に追加で必要な経験やスキルが要求される世界がこの年収の転職になります。
IT系のフリーランスで成功をしてもそのままでは上に上がれない?
ですから、IT系のフリーランスとしていくら成功をしても、そこから上に到達できないのは当然であり、それ以上の世界では必須条件になる仕事をこなしているだけですから、起業を成功させる前に高年収の業界に転職をして経験を積むのは良い判断ですね。
IT系フリーランスで毎月100万円以上の売上を上げているのであれば、転職エージェントに相談をすれば転職先が見つかるかもしれませんし、ヘッドハンティングの対象になれば、芋づる式に年収2000万円までの転職情報が転がり込んでくる状態になります。