元社長経験者が再起をするなら起業or転職エージェント

元々会社の経営をしていた社長さんが、会社が赤字で資金繰りに困り倒産してしまったり、取引先が倒産して連鎖倒産をしてしまい、事業が継続できなくなってしまったりすることって、大企業ならともかく中小零細企業ではかなりの件数が倒産をしてします。

実際に順調な会社であっても、突然の社会情勢の変化とか、元請けの大企業の都合で突如経営難になり、借金がかさんでしまって困っていても、そのときには既に銀行は一切の援助などをしてくれない状態になっていますので、会社をたたむしかありません。

しかし、そうなっても借金は残ってしまうことが殆どで、会社の社長は本人はおろか親族一蓮托生で銀行からの融資の連帯保証人になってしまっていることが殆どですから、会社の倒産＝自己破産って流れになるのですが、それはなんとか阻止したいのです。

元社長経験者が再起をするなら起業or転職エージェント。

例えば、社長が自己破産をしまうと、奥さんや友人、実家の両親なども連帯して破産をしてしまうことになることが多いので、事業がうまくいかなくて会社をたたむことになってしまった場合でも、仕事をしてお金を稼がないといけないという責任があります。

ですから、他人から見れば会社が倒産したのであれば、自己破産をすれば良いのでは？と思っていても、実際には簡単には破産が出来ないような仕組みなっていて、更には公ではない相手からの借金がある場合、破産をしても免責になることはほぼありません。

そうなると、何かしら仕事をしないといけないので、急いで転職サイトで転職先を探す社長さんが多いのですが、殆どの場合で社長経験者の場合はすんなりと転職が出来ないことが多く、転職サイトでははなくて、実は転職エージェントを使うべきなのです。

元社長が転職サイトを使っても転職がうまくいかない理由とは？

元社長経験者が普通の一般的な転職サイトを使うと、先ず希望する求人殆どないことや、年齢が30歳以下であること、更には年収が低すぎること、最も注意するべきは元社長経験者を敬遠する傾向にある求人が殆どであり、転職は容易ではありません。

知り合いの社長さんも、経営難で会社をたたんだ後には、多額の借金の返済が残っていて、それで破産をする訳にもいかず、普段は着用しないスーツを着込んでから必死になって転職サイトを見ながら転職活動をしたのですが、全く結果が出ませんでした。

その理由も簡単で、元社長経験者と言うのは、雇う側からすれば、いらない知識というよりも持っていると困る知識を豊富に持っていることが多いので、仮に能力が高い人であっても、そのような危険な人物を会社で雇うわけにはいかないってのが本音です。

元社長が転職エージェントを使って転職活動をしたほうが良い理由。

元社長経験者と言うのは、雇う側からすれば、余計な知識をたくさん持っているので、本当に扱いにくいってのがありますので、一般的な転職サイトで転職先を探しても、あまりうまくいかないことが殆どであり、知り合いの元社長も書類と面接で全滅でした。

その為、元社長は自分で再起をかけて新規事業立ち上げをすることになったのですが、元社長が転職活動をする場合、普通の転職サイトではなくて非公開求人を主体に扱っている転職エージェントでないと、思ったような求人が見つからない事が大変多いです。

自分で事業を立ち上げれる気力がある社長なら、自宅を使って再起をかけてもよいのですが、それが難しい場合は、転職をするしかありませんので、非公開求人を扱い、能力や実績に合わせて転職先を紹介してくてる転職エージェントを使うほうが良いのです。

元社長の転職に最適な転職エージェントを選ぶ理由は一体何？

先ず、元社長経験者の方が、転職エージェントを使った方が良い理由ですが、非公開求人を主体に扱っている転職エージェントでは、雇われ社長に該当するポジションの求人を積極的に募集している企業も多く、一般的な転職サイトとは異なる点が多いです。

元社長経験者であれば、雇われ社長として働くには絶好の経験を持っているということであり、後は社長の補佐候補で経営経験者を求めている企業も非公開求人を扱っている転職エージェントでは、積極的に募集がされていますし、年収も高いことが多いです。

また、転職エージェントでは、登録をすると専属の担当者がつき、これまでの実績や年収、転職したい企業や職種への希望などを確認してから、個別に希望とマッチする転職先を紹介してくれて、どのように対応して良いのかも詳しく説明してくれる訳です。

再起をかけて起業or転職エージェントを利用するか、社長経験者が次の仕事を探す場合、このどちらかが最も効率が良くて成功率も高いので、どちらが向いているのか？を検討する必要がありますが、転職エージェントを利用しておくと何かと便利です。

いくら社長経験者でも、転職をしたほうが良いのか、起業をしたほうが良いのか？、そもそも自分を雇ってくれる会社があるのかの判断をつけるのは大変難しいので、そのあたりのプロが見た判断を転職エージェントで相談をすると良い結果になるでしょう。