就職や転職をする際に日本の場合は必ず履歴書という書類が必要になりますので、学生さんならいざしらず、社会人の人であれば必ずこの履歴書を一度や二度は書いたことがある人が殆どだとは思いますが、この履歴書って案外曲者なんですよね・・・。
履歴書の何が曲者かと言えば、とにかく書くことが大変多くて、自分の名前や住所だけではなくて、学歴や職歴、志望動機や資格など、それは多くのことを書くことになりますので、人間集中力がそこまで持たないことも多く、大抵は書き損じてしまいます。
そして、最後の最後で書いている文字を1字でも間違ってしまった場合は、それだけで発狂するような状態にもなりかねず、その結果ここまでせっかく書いたのだから、この履歴書を修正して何とか使えないものか・・・と誰しも考えるはずです。
しかし、履歴書というのは修正したものを相手の企業に出していはいけないと言った暗黙のルールが設定されており、例え最後の一文字を間違ってしまった場合でも、学校などでは必ず最初から書き直すように指導されたことを覚えている方も多いはずです。
履歴書を書き間違えた場合は、修正ペンを使ったらダメなの？
何かしらの文章を書いている場合、そこで文字を書き間違えると、通常は修正ペンといった便利なペンを使えば容易に修正が行えますから、皆さん普段から修正ペンを使っている方も多いかと思いますが、履歴書で使うのはタブーなアイテムになっています。
企業によっては修正ペンを使った履歴書でも良い場合がありますから、一概に絶対に履歴書には修正ペンを使ってはいけないといった訳でもないとは言え、出来る限り修正ペンは使わずに、最初から書き直した方が何をするにも安心です。
なぜなら、相手方企業が履歴書で修正ペンを使っているのを見てどのような対応や反応をするのかが全く分からない状態のため、そのような不安要素があるのであれば、最初から不安要素を除去しておけば良いからであり、何をするにしても安全策をとります。
履歴書を書き間違えたらどのようにして書き直せばよいのか？
せっかく最後まで書いていたのに最後の一文字を間違ってしまって、イライラしている人も相当多いのではないかと思いますが、この履歴書は使わないほうが良いとは言え、次回以降に履歴書を書く際の見本として最大限利用することが出来ます。
私が学生時代に行っていたのは、履歴書を書いていると必ず何度も途中で書き間違うことになるため、一度間違えてしまった履歴書はそれ以降は見本として利用すればよく、見本を見ながら丁寧に書いていけばそのうち間違えることなく書くことが出来ます。
ですから、最後の最後で書き間違えた場合でも、イライラして履歴書を捨てるようなことをせずに、それを大切にとっておき、修正ペンを使って文字を修正しながら、あくまで今後いに履歴書を書く際の見本として利用していけば、全然無駄にはなりません。
修正ペンを履歴書に使ってはいけないというのは、あくまで相手先の企業に提出するべき履歴書のことですから、自分で見本として使う履歴書であれば全く問題がなく、その間違えた履歴書も最大限活用していくような感じで、頑張って履歴書を仕上げていくのがベストだと思います。
ただ、最近では履歴書が電子化されている企業もありますし、履歴書自体を必要としていない企業も出てきていますから、時代の変化に併せた対応をしていくのが良い感じでしょうか。