転職の面接で方言を使っても大丈夫?|意思疎通

現在勤めている会社を退職して、次の新しい会社に転職を希望する場合、最初に希望する企業を見つけて、その企業の求人に応募し書類選考が行われてから、選考を通過した人のみが次の段階に進み、企業側の最終決定をする面接が行われます。

そして、面接に合格をすればその企業への入社となる訳ですが、面接に限って言えば、必ず本人が転職を希望する会社の社員や役員と直接対面して話をすることになりますので、そこで自分の話し方や方言が気になる人もいるかもしれません。

東京などであれば方言と呼ばれるようなアクセントはあまりなく、「あのサー」位で普通は大抵標準語になる訳なのですが、東北や関西方面などの人でしたら、その地方独特の方言がありますので、それが面接の際には気になるといった話ですね。

現在の時代の人であれば、子供の頃から標準語での国語の授業を受けてきているため、戦国時代や江戸時代のときのような極端な方言で話す人は殆どいないと思いますから、それ程大した問題ではないのかもしれません。

ただ、緊張してしまっていたり、意識していない場合は、ついつい、地元の方言を使ってしまう人も多く、ここで悩む人もいる訳です。

 

 

方言でも外国語でも意思疎通ができれば問題ありません。

 

一般的に、企業面接の際にはその企業の採用方針に併せた面接が行われますので、とにかく身だしなみをきちんとしていないと許せない企業であったり、それとは反対に日常的な一般常識さえあれば、あとは個人を尊重し、それ程要求しない企業など様々です。

ただ、どのような場合であっても、方言を話しているから不利になるとか、面接自体ができないことはありませんし、最近では外国人の方であっても、ある程度の日本語で面接が行われることもありますので、日本人でしたら、方言自体は全く問題ありません。

逆に、方言を話しているからと言って、不採用にするような企業があるのであれば、その企業自体の体質に問題があると判断せざる負えない部分が多いため、面接の際に方言を笑われたり指摘されたりした場合、判断ミスをしたと早々に切り上げたほうが無難です。

 

 

標準語だろうが方言だろうが相手と意思疎通が出来ることが重要。

 

基本的な話として、起業が面接をする理由は、転職を希望してくる相手の人間性や能力など、書類選考では分からない部分を知りたいからそれをしてるわけであり、そこで方言を使おうが標準を使おうが、意思疎通ができればそれでの良いのです。

全く意思疎通ができないようなスワヒリ語を話してくるとか、そのような状況でしたら、面接する側も流石に会話自体が成立しませんから、この人はちょっと・・・と判断するのかもしれませんが、普通に日本語同士で話ができるのなら何の問題もありません。

九州地方から東京に転職をしてきた人で、普通にアルタイとか、なんとかタイ!と、毎回方言を使って仕事をしている人もいますけど、周囲も全く気にすることなく、普通に会社で働いていますから、方言は個性のようなものと思って、堂々と使って良いかと思います。

日常的に敬語を多用する標準語だけでは、面白くありませんからね。