6ヶ月間の勉強でワンランク上の求人を選んで企業に転職

会社に勤めている最中に、今の会社や仕事に疑問を持ち、今後や将来のことを考えて転職を検討するようになった場合、恐らくは殆どの人が転職サイトで転職先を確認したり、ハローワークに出かけて求人票を探しながら見るのではないでしょうか?

現在の自分の経験や実績に合わせた求人先を必死に探すことになり、その条件だけを見て転職先を選んでいる人が大半だと思いますけど、この方法ではどうしても転職をする先の企業が限定されてしまいますので、思ったような転職が出来ない場合があります。

恐らくは、もう少し条件の良い企業から求人が出ているんだけど、ちょっと自分の経験と実績では能力が足りないので、ワンランク落とした転職先の企業を選んで応募するか・・・、このような妥協をした選択をしている人も少なくはありません。

ここで、転職をする際に待遇が良くて興味が出てくる、ワンランク上の企業が公開している待遇の良い求人に応募するための方法についてご説明したいと思います。

 

 

ワンランク上の求人の条件は技術よりも管理能力を要求する事が多い。

 

どのような業種であっても同様に言える事なんですけど、自分が転職をしたい企業が複数の求人を掲載している場合、似たような職種であっても、例えばウェブデザイナー、ウェブクリエイター、ウェブディレクター、ウェブプロデューサーのように大抵は複数のランクに分かれている事がよくあります。

この場合、1番待遇が良いのが現場を統括することになるマネージメント側の求人の、ウェブプロデューサーやウェブディレクターになることが多くて、最も給与が低いのがウェブクリエイターと呼ばれている現場でウェブ制作を行う人材募集になります。

この例はウェブ系の求人になりますが、どのような業種であっても、実務と管理の両方を兼ねたポジションのほうが必ず待遇が良くなっていますし、求人側の年齢制限も現場は29歳まででも、管理側を兼ねた募集は35歳までと言った感じで最も高く設定されていることが普通です。

それにより、管理側の方が年齢制限も高くなり、給与の待遇も良いわけですから、狙うのであれば制作に限定されたウェブクリエイターよりも、制作管理と営業を兼ねているウェブプロディーサーの方が良い訳で、後はこの類いの求人に応募できる条件を満たしているかになります。

これまで、現場での作業がメインだった人であれば、当然そのような管理側とか営業側のようにセールスや折衝等の経験はありませんので、殆どの人が諦めてしまうことになるのですが、実はこの部分を努力次第で身につける方法が案外身近にあります。

この隙間を埋めるにはどうすればよいのでしょうか?

 

 

大学の社会人向けのマーケティング講座に参加して管理側を知る。

 

現在、大学では若い世代の人口が大幅に減っている為、それを埋めるために、学内の専門的な教授たちで組織する社会人向けの講座を積極的に行うようになってきており、普通ではなかなか身につけることが出来ないマーケティングや経営側の実務経験を現場で学ぶことが出来るようになっています。

その為、デザインなどの現場の仕事しかしたことがない人であっても、3ヶ月、6ヶ月単位で大学の専門講座に通って管理側の勉強をしていけば、そのまま会社で仕事をしていても学ぶことが出来ない企業な知識や経験を学ぶことが出来るようになっています。

もちろん、簡単に1ヶ月で終わるものではなくて、最低3ヶ月単位、長くて1年位かけて専門的な教授陣からマーケティングや経営に関わる知識、更には現役の企業経営者から経営的な指導を長期間に渡って学べるため、本当の意味での勉強が可能です。

講座が開催されている時間も夜間の時間帯であることが多いので、大きの社会人の人たちが参加をしていて、私も1年ほどこの講座に参加させいただきましたが、いろいろな人達が参加をしていて、怪しげなセミナーなどよりも断然効果がありました。

結果的に、その場から起業する人、ワンランク上の求人に転職をする人、今の会社でワンランク上の部署にクラスチェンジをしたい人など、どれも向上心が大変高い人ばかりがある待っているのも特徴の一つになります。

そこで知り合った人と、更に個人的に勉強をしていくなどをしていくと、意外なところから普段転職サイトに掲載されていない求人を見つけることも出来ますから、向上心を持って転職の決意をしている人であれば、是非参加をしてワンランク上の求人に応募してみて下さい。